Microsoftは2021年11月上旬、「Windows Server 2022 Datacenter:Azure Edition」の一般提供を発表しました。同時に、これまでプレビュー提供であったAzure Editionだけの機能「SMB over QUIC」と「Azure拡張ネットワーク」の一般提供も開始され、実運用環境で利用できるようになりました。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
「Windows Server 2022 Datacenter:Azure Edition」(以下、Azure Edition)は、Microsoft AzureのIaaS(Infrastructure as a Service)環境にのみデプロイして実行できる、「Windows Server 2022」の特別なエディション、製品単位(SKU)です。
これまで「Microsoft Server Operating Systems Preview」オファーでプレビュー提供されていましたが、一般提供(GA)開始後はOSのインストールタイプに応じて以下の2つのイメージと通常サイズのOSディスク、SmallDiskサイズのOSディスクの計4イメージが「Windows Server」オファーで利用可能になりました(画面1)。
Azure Editionは、Windows Server 2022 DatacenterやStandardと共通のOSビルド「20348」ベースで開発され、Windows Server 2022の全機能に加え、Azure Editionだけの以下の機能を提供します。
「ホットパッチ」はまだプレビュー段階ですが、「Azure拡張ネットワーク」と「SMB over QUIC」はAzure Editionと同時に一般提供開始となり、実運用環境でも利用可能になりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.