2022年も残すところあと少し。この時期は恒例となった、サポートが終了するMicrosoft製品/サービスをまとめて取り上げます。2023年、Windows 10は、Windows Serverは、Officeアプリはどうなるのでしょうか。
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Microsoftは自社の製品およびサービスのサポートライフサイクルの終了予定に関して、以下のサイトに終了年ごとの一覧を公開しています(画面1)。向こう1年、つまり2023年中にサポート終了を迎える製品とサービスを確認し、家庭や企業で影響を受けるものがないかどうか確認することをお勧めします。
2023年にサポートが終了するMicrosoftの製品とサービスから、筆者が気になるものを幾つかピックアップしました。
年明け早々の「2023年1月10日」に、「Windows 8.1」の延長サポートが終了を迎えます。日本では翌日に提供される「累積更新プログラム(Bリリース)」、つまり次の累積更新プログラムが最後のセキュリティ更新プログラムになります(画面2)。
同じ日に、3年前に既に延長サポートが終了した「Windows 7」に対する、企業向けの有料オプション(Microsoft Azureでは無料)である「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」の最後の3年目も終了します。
これで、PC向けでサポートされるWindowsは、「Windows 10」と「Windows 11」だけになります。2022年6月に既にサポートが終了したため、2023年の一覧には含まれませんが、Windows 10では2023年2月14日に予定されているMicrosoft Edgeの更新により、デスクトップアプリとしての「Internet Explorer(IE)11」が完全に無効化されます。
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