ここからは、リモートワークで働く宮崎のエンジニアたちを紹介します。
小川航佑さんは、ラブターンエンジニア(※)。茨城県出身で、宮崎県出身の奥様の縁で宮崎に移住してきました。現在、東京の会社に所属しつつ、宮崎でリモートワークをしています。
小川さんに宮崎でリモートワークをする利点について聞きました。
宮崎は海も山も川も近くにあり、自然の環境がそろっている点が素晴らしいとのこと。年中暖かく、自然も豊富な環境でのびのび子育てができるそうです。
時間や場所の制約を受けないのも、リモートワークの良いところ。お話を伺った日は、午前中は大淀川沿いで仕事をし、午後は拠点としている貸事務所に移動して仕事を続けたそうです。
お子さんと海で遊んだ後に仕事をすることもあるとか。「宮崎+リモートワーク」を活用した働き方ですね。
大塚真言さんは、東京の会社の宮崎支社でエンジニアとして活躍した後、フリーランスエンジニアとして独立しました。現在は、東京や沖縄からの仕事を中心に請け負っています。
「フリーランスで仕事をする利点は、完全にコアタイムなしで働けるところ」という大塚さん。午前中にサーフィンを楽しみ(宮崎は日本でも有数のサーフィンの聖地です)、午後から仕事をする、などフリーランスエンジニア生活を楽しんでいるそうです。ちなみに、キャンプも好物で、宮崎中でキャンプをしているそうです。
「てげほげ」は、宮崎にいるWeb系フリーランスエンジニアの集団です。
シェアオフィスで知り合った3人のフリーランスエンジニアが、情報共有をしながら定期的に集まるようになり、さらに相談や技術的なアウトプットをするようになり、「てげほげ」設立に至ったそうです。
てげほげ主催の勉強会も開いており、前回のLT(ライトニングトーク)大会は平日にもかかわらず35人の参加者が集まったそうです。
ちなみに、「てげ」とは宮崎弁で「すげぇ」という意味です。「てげてげ」は「適当に」と違う意味になります。
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