「AIコーディングで逆効果」「Copilotが使えない」 浮き彫りになるAI活用の理想と現実今週の「@IT」よく読まれた記事“10選”

@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本をランキング形式で紹介します。何が読者の関心を引いたのでしょうか。

» 2026年04月04日 08時00分 公開
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 AI(人工知能)を活用したコーディングが、必ずしも開発全体の生産性向上に結び付かない現状や、社内に導入した生成AIアシスタント「Microsoft 365 Copilot」をユーザーが使いこなせないといった課題に注目が集まっています。行政APIをAIエージェントから利用可能にする無償のリモートMCP(Model Context Protocol)サーバ公開や、WebサイトとAIエージェントの連携を円滑にする「WebMCP」の登場など、AI技術の進展を支えるニュースも関心を集めました。

 本稿では2026年3月16〜22日に@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本を、記事へのアクセスや反響を基にランキング形式で紹介します。

1位:だからAIコーディングで“逆効果”になる 〜開発現場で起きる「生産性がむしろ落ちた」の真因〜

 生成AIの台頭以降、ソフトウェア開発の現場では「AIコーディング」が急速に広がっている。人材不足や開発スピード向上への圧力を背景に、効率化への期待は高い。だが、コーディングが速くなっても開発は必ずしも楽になっていないという声もある。作業の効率化と、開発全体の生産性は必ずしもイコールではない。生成AI技術の進化が著しい今、開発者はAIコーディングにどう向き合うべきか。

2位:あなたのCopilotが「全然使えない」本当の理由

 企業の情報システム部門が「Microsoft 365」「Microsoft 365 Copilot」を社内で有効活用するためのノウハウを解説する本連載。今回は、ユーザーが効果的にAI(Microsoft 365 Copilot)にアシストしてもらうには何が大事なのかを解説します。

3位:「オンプレミス回帰の必要も」「クラウド戦略見直したい」――日本企業、米国より準備不足?

 キンドリルジャパンは、日本市場のIT準備度を分析した「日本版キンドリル・レディネス・レポート2025」を発表した。日本はITインフラの準備度やAIの本格活用において、グローバル、米国、EUと比較して遅れていることが明らかになった。

4位:無料の国交省、中小企業庁、総務省データ用「リモートMCPサーバ」公開

 AI HYVEとN-3は、行政APIをAIエージェントから利用可能にする「リモートMCPサーバ」を無料公開した。ChatGPT、Gemini、Claudeなどから最新の行政データへのアクセスを可能にするという。

5位:「ブラウザ自動化」の限界を解消? Googleが新標準「WebMCP」早期プレビュー公開

 Googleは、AIエージェントがWebサイトと構造化された方法でやりとりするための新しいWeb標準「WebMCP」の早期プレビュー版を公開した。Web開発者がAIエージェント向けにツールを公開することで、AIエージェントがより高速かつ正確に処理を実行できるようになるという。

6位:たった1文で15のLLMのガードレールを無効化した手法、Microsoftが公開

 Microsoftのセキュリティ研究チームは、単一プロンプトでLLMのガードレールを無効化する手法を公開した。

7位:Open WebUIと自作MCPツールで「ローカル操作を“安全に”自動化する」方法

 気軽に試せるラップトップ環境で、チャットbotを提供するオールインワンの生成AI環境構築から始め、Kubernetesを活用した本格的なGPUクラスタの構築やモデルのファインチューニングまで解説する本連載。今回は、MCPサーバを自作し、日々の作業を効率化、自動化するアプローチを解説します。

8位:仕様とコードのズレ、依存関係の変化も自動検知し修正提案 CIを補う「Continuous AI」 7つの実践例

 GitHubは、意図の理解が必要なタスクの処理をAIエージェントで自動化する「Continuous AI」の概念と実践例を解説した。

9位:【Windows 11】「タスクマネージャーって強制終了するだけのツール」と思っているあなたへ贈る玄人向け隠れワザ5選

 Windows 11のタスクマネージャーを「アプリの強制終了」だけに利用していないだろうか。実は、プロセス情報の更新を一時停止させる隠し機能や、特定のCPUコアへの割り当て設定など、システム管理を効率化する機能が多く搭載されている。本Tech TIPSでは、日常のPC運用を劇的に快適にする、知られざる便利技5選を解説する。

10位:MCPは死んでない? MCPの2026年ロードマップ公開 「AIツール接続」から「AI自律連携インフラ」へ

 AIと外部ツールをつなぐ規格「MCP(Model Context Protocol)」の2026年ロードマップは、MCPの役割が「単なるツール接続の仕組み」から「AI同士が連携する基盤」へと広がりつつあることを示している。そのポイントを整理し、「MCP vs. CLI」論争についても触れる。


 AIコーディングがもたらす負の側面やMicrosoft 365 Copilotの活用が進まないといった、組織におけるAI活用での課題に注目が集まりました。一方、WebMCPやリモートMCPサーバといったAIを支える関連技術にも関心が寄せられています。

 AIが進化し続ける今、組織全体でAIからリターンを享受するためにも、技術動向と組織課題の両面をチェックしていく必要があります。

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