第1回 セレクタ編連載:jQuery逆引きリファレンス(14/25 ページ)

» 2009年10月09日 00時00分 公開



「連載:jQuery逆引きリファレンス」のインデックス

連載目次


 要素セットの中から特定のインデックス番号に一致する要素、または、インデックス番号よりも大きい/小さい要素を取り出すこともできます。これには、それぞれ「:eq(index)」「:gt(index)」「:lt(index)」フィルタを指定します(「index」の部分はインデックス番号)。

 「:eq」はEqual、「:gt」はGreater Than、「:lt」はLess Thanをそれぞれ意味します。

 以下は、テーブル各行の背景色を変更する例です。3行目をYellow、3行目より後ろはTeal、前はAquaの色にします。

<script type="text/javascript">

$(function() {
  $('tbody > tr:eq(2)').css('background-color', 'Yellow');
  $('tbody > tr:gt(2)').css('background-color', 'Teal');
  $('tbody > tr:lt(2)').css('background-color', 'Aqua');
});

</script>

</head>
<body>
<table border="1">
<thead>
  <tr><th>構文</th><th>概要</th></tr>
</thead>
<tbody>
  <tr><td>#id</td><td>id値に合致</td></tr>
  <tr><td>.class</td><td>スタイルクラス名に合致</td></tr>
  <tr><td>tag</td><td>タグ名に合致</td></tr>
  <tr><td>*</td><td>全要素に合致</td></tr>
  <tr><td>selector, selector</td><td>セレクタのいずれかに合致</td></tr>
</tbody>
</table>

リスト014 指定したインデックス番号(より大きい/未満)の要素を取得(Eq.html)
このHTMLを実際にブラウザで開く


ブラウザで開く

リスト014の実行結果

 インデックス番号は0で始まる点に注意してください。従って、「:eq(2)」であれば、3番目の要素を表します。

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