第1回 セレクタ編連載:jQuery逆引きリファレンス(7/25 ページ)

» 2009年10月09日 00時00分 公開



「連載:jQuery逆引きリファレンス」のインデックス

連載目次


 「ancestor descendant」のように、セレクタを半角スペース区切りで記述した場合には、ancestorに合致した要素配下のすべての子孫要素descendantを取り出します。「子孫」ですので、直下に限らず、配下にあるすべての要素に合致します。

 例えば、以下はid値が「target」である要素配下のすべての<p>要素に対して、枠線を追加する例です。

<script type="text/javascript">

$(function() {
  $('#target p').css('border', 'solid 1px #FF0000');
});

</script>

……中略……

<div id="target">

  <p>1人目の子供です。</p>

  <div>
    <p>孫です。</p>
  </div>

  <p>3人目の子供です。</p>

</div>
<p>兄弟です。</p>

リスト006 ある要素の配下にある要素だけを取得(Descendant.html)
このHTMLを実際にブラウザで開く


ブラウザで開く

リスト006の実行結果

 この場合、<div id="target">配下にある<p>要素にはすべて枠線が付きますが、<div id="target">要素の外にある「<p>兄弟です。</p>」には枠線が付かない点に注目です。

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