第3回 トラバーシング編連載:jQuery逆引きリファレンス(13/15 ページ)

» 2009年12月21日 00時00分 公開



「連載:jQuery逆引きリファレンス」のインデックス

連載目次


 contentsメソッドは、現在の要素セットを基点に、配下にあるテキストや要素を取得します。

 まずは具体的な例を見てみましょう。以下は、<div>要素配下のテキスト/子要素を取り出し、それぞれを枠線付きの<div>要素で囲む例です。

<script type="text/javascript">

$(function() {

  $('div').
   contents(). // すべての子要素/テキストを取得
    wrap(
      $("<div></div>").css('border', 'solid 1px Red')
    ); // 枠線付きの<div>要素でラップ
});

</script>

……中略……

<div>
  ASP.NETは<span>IIS</span>で動作するサーバサイド技術です。
</div>

リスト058 <div>要素配下の全テキスト/子要素を、枠線付きの<div>要素で囲む(Contents.html)
このHTMLを実際にブラウザで開く


ブラウザで開く

リスト058の実行結果

 この結果だけでは分かりにくいかもしれませんので、リスト058の太字の部分を「children」と置き換えたうえで実行してみましょう。childrenメソッドでは、(テキストを除く)配下の子要素だけが取り出されていることが確認できます。

contentsメソッドをchildrenメソッドで置き換えた結果

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