前回の宿題について調べました。ご確認ください。
Q. データセンターでお客さまの回線を収容するスイッチでは、VLANをどのように使用している?
A. お客さまごとに一つのVLANを割り当てています。同じスイッチでも異なるVLAN-IDなので、無関係なポートにデータが流れません。
Q. VLANを作成するメリット、デメリットは?
Q. 1台のスイッチで管理できるVLANの数は幾つ?
A. 最大で4094個のVLANを管理できます。VLANは12bitで表します。VLAN0とVLAN4095はスイッチやルーターが自分で使う番号(VLAN-ID:4095)、あるいはVLANを使用していないことを示す(VLAN-ID:0)ため、ユーザーが自由に使えません。これらにより、4096-2=4094個です。
Q. ルーターでVLANを識別できる?
A. できます。今回リポートしたVLAN間ルーティングの技術は、ルーターで複数のVLANを識別できるからこそ、実現できる機能です。
ちなみに使用しているVLANの一覧を表示するには、次のコマンドを使用します。
スイッチの場合:Switch#show vlan
ルーターの場合:Router#show vlan-switch
ドヴァ ICTソリューション統轄本部 デベロップメント&オペレーショングループ 2部
情報系専門学校の教員を12年勤めた後に同社へ入社、エンジニアへ転向。沖縄県と首都圏を中心にネットワーク構築業務に携わる。また、シスコ・ネットワーキングアカデミー認定インストラクタートレーナーとして、アカデミー参加校のインストラクターを指導している。炭水化物をこよなく愛する男。
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