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Windowsの「トラブルシューティングツール」(msdt.exe)は、「診断トラブルシューティングウィザード」や「Microsoftサポート診断ツール」(Microsoft Support Diagnostic Tool、MSDT)とも呼ばれ、Windowsやネットワーク、デバイス、機能の問題を診断し、その自動回復を試みる、かなり古いバージョンのWindows(「Windows Vista」からだったと記憶しています)から標準搭載されているおなじみのツールです。
Windowsに詳しい人なら、このツールが対処できる問題の多くは、このツールに頼ることなく自己解決できるでしょう。そんな人は、これまでほとんど、あるいは全く実行したことがないかもしれません。
しかし、「Windows 11 バージョン22H2」を使用しているユーザーが眼前の問題解決のため、何らかのツールを実行したとき、戸惑うことになるかもしれません。以前のようにツールを実行しても、期待していた従来のツール(MSDT)ではなく、「問い合わせ」アプリが開くのです(画面1)。「問い合わせ」アプリによる対話型の問題解決までのステップはよくできており、それに従って問題解決を試みればよいのです。では、従来のツール(MSDT)はどこにいったのでしょうか。
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