@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本をランキング形式で紹介します。何が読者の関心を引いたのでしょうか。
ユーザー企業のIT部門には、新しい技術の導入だけではなく、それを業務に定着させ、成果につなげることが求められています。IT部門が取り組むべき課題は広がっており、「生成AIをどう業務に生かすか」「レガシーシステムをどう刷新するか」といったことに加えて、それらを支える人材の確保やガバナンスの強化も重要になっています。こうした中でIT部門が必要としているのは、単に新しい技術や制度を知ることではなく、それらを現場で生かすための実践的な知見です。
本稿では2026年6月22〜28日に@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本を、記事へのアクセスや反響を基にランキング形式で紹介します。
みん就社が発表したIT業界就職人気企業ランキングでは、NTTデータが17年連続で首位になった一方で、上位企業の順位に変動があった。ランキングからは、IT業界を目指す人材の評価軸の変化が見えてくる。
生成AIの爆発的な普及に伴い、企業のITガバナンスは新たな局面に直面している。情報システム部門が抱えてきた旧来のシャドーSaaSといった問題に、個人契約のAIツールやローカルLLMなど幾つものリスクが積み重なった「難局」を迎えているためだ。限られたリソースで推進と統制をどう両立すべきなのか。こうした中、Gartnerは「分業モデル」への移行を提言している。
不安定な無線LAN接続に悩まされていた沖縄市教育委員会は、ネットワークインフラを刷新するとともに、管理方法を見直した。「つながりにくい」状況をどう改善したのか。
AIエージェントの活用が本格化する中、レガシーシステム刷新の工程が、AIエージェントを活用することで2年から2日に短縮するという事例も生まれた。一方で多くのAIプロジェクトではPoCで止まり、本番運用への障壁を乗り越えられていないという現状もある。API管理ベンダーKongが事業戦略説明会で語った常石造船の事例などを踏まえて、成否の条件を考える。
paizaは、AnthropicのAIコーディングツール「Claude Code」の制御機能「Agent Skills」と拡張機能「Plugin」の活用を学ぶ無料講座を公開した。Python VTuberサプー氏とのコラボ第4弾となる。
累計受験者数が9万人を超えた「生成AIパスポート」試験。年3回開催から年5回開催となり、受験機会が広がった。どのような試験なのかを見ていこう。
東京システムハウスは、COBOLシステムの保守や移行を支援する「AIベテランエンジニア」の最新バージョンとなるv1.2をリリースした。質疑応答システムへのフィードバック機能の追加や、Claude Code連携などが行われている。
ABI Researchは、宇宙データセンターの実現可能性と市場動向に関するQ&Aを公開した。エネルギー制約や防衛需要を背景に、商用化フェーズに近づきつつある宇宙データセンターの主要プレーヤーと課題を整理している。
Nutanix Japanは、東急不動産ホールディングスが基幹業務システム基盤を「Nutanix Cloud Clusters(NC2)on AWS」に移行したと発表した。
経産省は、セキュリティサービス事業者の運営体制や情報管理体制などを確認する新たな認定制度を創設する方針を示した。経営体制や人員管理、利用ツール、データ保管先まで確認対象となる。制度創設の背景には何があるのだろうか。
今回のランキングでは、生成AIの業務活用や既存システムの刷新に加えて、人材やガバナンスに関するテーマなど、企業ITの実践に関わる幅広い記事が関心を集めました。特に新しい技術や制度そのものを紹介するだけではなく、それらを業務やシステムにどう生かすかを具体的に示す記事が、IT部門の読者の支持を集めたことが印象的です。今回紹介した事例や調査、技術動向が、自社のIT施策を検討する際の参考になれば幸いです。
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