DBViewerプラグインは、Eclipse上からのデータベース操作を支援するプラグインです。テーブル一覧の表示、テーブルの内容の編集、SQLの実行、表示を行うことができます。
■特長
・JDBCに対応したデータベースに対応
Oracle等のデータベースに付属するツールは、ベンダ固有のデータベースしかサポートしていませんが、DBViewerプラグインは、Javaからデータベースにアクセスする標準のインターフェイスであるJDBC用のドライバを提供しているデータベースであれば、どのデータベースでも利用できます。
・テーブルの表示/編集
テーブルの一覧を表示し、その内容の表示、編集をExcel感覚で行うことができます。
・SQL文の実行/フォーマット
SQL文を実行することができます。また、blancoDbのSQLフォーマットプラグインの機能が統合されており、記述したSQLを見やすいようにインデントを付けてフォーマットすることができます。
・開発者が日本人
DBViewerプラグインは、日本人によって開発されています。データベースから送信される文字の文字コードを指定したり、「〜」等の文字コードを自動変換する機能があります。
■入手方法
DBViewerプラグインのサイト(http://www.ne.jp/asahi/zigen/home/plugin/dbviewer/about.html)からプラグインのアーカイブをダウンロードし、Eclipseのプラグインフォルダに解凍します。本稿では、zigen.plugin.db_0.0.8.zipを利用しました。
■使い方
Eclipseのメニューの[ウィンドウ]→[パースペクティブを開く]→[その他]からDBViewerを選択します。すると、DBViewerパースペクティブが表示されます。
DBViewerパースペクティブは、データベース接続、スキーマ、テーブル情報を表示する「DBツリー・ビュー」、テーブルの内容の表示・編集を行う「テーブルビュエディタ」、SQLの実行結果を表示する「SQLクエリービューエディタ」、SQLの実行を行う「SQL実行・ビュー」から構成されます。
「DBツリー・ビュー」から、[DBViewerPlugin]を右クリックし[データベース追加]を選択します。すると、[データベース定義の追加]ダイアログが表示されます(図2)。ここで、次の手順で、データベース接続情報を入力します。
入力が完了したら[OK]をクリックします。生成されたデータベース接続を右クリックし、接続を選択すると、データベースに接続します。すると、データベースの情報が見られるようになります。テーブルをクリックすると、テーブルの内容を閲覧、編集することができます。
SQLを実行するには、「SQL実行・ビュー」でSQL文を記述し、「SQL実行・ビュー」内の実行をクリックします。
「SQL実行・ビュー」の[Format SQL]タブをクリックすると、SQL文を見やすくフォーマットしてくれます。
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