人気過去連載を電子書籍化して無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第89弾は、AI数学連載(全4部)の中から第1部を電子書籍化。数学の感覚を思い出すためのウォーミングアップとして、四則演算やべき乗、分数、文字式の取り扱いといった中学数学から、機械学習で頻出の総和(Σ)といった高校数学までが学べる。
AI/機械学習、ディープラーニングを学び始めると、どこかで数式を読むことになる。それも偏微分や線形代数など大学レベルの数学である。この壁にぶつかって、数式を理解できないままスルーしたり、学ぶこと自体を諦めてしまったりする人も少なくないのではないだろうか?
本書は、主にAI/機械学習の教材などに書かれている数式でつまずいたことがある初学者に向けた、「AIに最低限必要な数学を基礎の基礎からしっかりと、しかも効率的に学ぶ」ための電子書籍の第1部である。具体的には連載『AI・機械学習の数学入門 ― 中学・高校数学のキホンから学べる』を構成する、
という全4部の中の「第1部 中学数学からのおさらい編」を電子書籍(PDF)化したものである。
数学を学んでから10年以上のブランクがある場合は、本人が考えている以上に数学を忘れているものだ。偏微分や線形代数などのAI(特にディープラーニングのニューラルネットワーク)で使われる数学を本格的に学び始める前に、まずはウォーミングアップとして、本書から数学の感覚を思い出すことをお勧めする。
本書では、四則演算やべき乗、分数、文字式の取り扱いといった中学数学から、機械学習で頻出の総和(Σ)といった高校数学までを、数学を忘れてしまった人向けに、公式などの解説と例題を使った計算例で分かりやすく説明している。具体的には本書は、以下の全3回(+番外編の3本)で構成されている。
上記の通り、練習問題も付いているので、学んだことの理解度を自分でテスト、確認できるのも本書の特長である。
連載第1回のタイトルには「前提知識は四則演算だけ!」という文言が含まれているが、この言葉の通り、前提知識は不要だ。特に「ゼロからAI/機械学習の数学を学びたい」という人にお勧めしたい電子書籍となっている。
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