Linux Tips | |
Windowsとファイルを共有するには 北浦訓行 |
Windowsとファイルを共有するには、Sambaを使用する。すでにSambaがインストールされているという前提で、設定方法などを紹介しよう。
まず、Sambaの設定ファイル(/etc/smb.conf)を編集する。基本的には、デフォルト設定のままで大丈夫だ。変更する必要があるのは、「workgroup = 」の設定だ。ここには、Windowsの[ワークグループ]と同じ名前を設定する。
次に、Samba用のパスワードファイルを作成する。これには、専用のシェルスクリプトが用意されているので、以下のコマンドを実行するだけでいい(シャドーパスワードの場合もこのコマンドを実行する)。
# cat /etc/passwd | mksmbpasswd.sh > /etc/smbpasswd |
Samba用のパスワードファイルができたら、root以外のユーザーがアクセスできないように、属性を変更する。
# chmod 600 /etc/smbpasswd |
ここまで設定が終わったら、Sambaを再スタートする。
# /etc/rc.d/init.d/smb restart |
最後に、Sambaのパスワードを設定する。
# smbpasswd nori |
これで、WindowsからLinuxのホームディレクトリがアクセスできるようになる。Sambaの詳しい設定などは、「日本Sambaユーザー会」(http://www.samba.gr.jp/)のWebサイトを参照。
Linux Tips Index |
Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス |
|
Linux & OSS フォーラム 新着記事
- 【 pidof 】コマンド――コマンド名からプロセスIDを探す (2017/7/27)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、コマンド名からプロセスIDを探す「pidof」コマンドです。 - Linuxの「ジョブコントロール」をマスターしよう (2017/7/21)
今回は、コマンドライン環境でのジョブコントロールを試してみましょう。X環境を持たないサーバ管理やリモート接続時に役立つ操作です - 【 pidstat 】コマンド――プロセスのリソース使用量を表示する (2017/7/21)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、プロセスごとのCPUの使用率やI/Oデバイスの使用状況を表示する「pidstat」コマンドです。 - 【 iostat 】コマンド――I/Oデバイスの使用状況を表示する (2017/7/20)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、I/Oデバイスの使用状況を表示する「iostat」コマンドです。
|
|