Linux
Tips |
|
atコマンドを使用できるユーザーを制限するには
北浦訓行
2002/1/24
|
atコマンドを使えば、一定の時間が経過したときにプログラムを実行することができる(一定の時間後にプログラムを実行するには参照)。LinuxにユーザーIDを持っていれば、だれでもatコマンドを利用できるが、これを使用できるユーザーを制限することができる。
atコマンドを利用できなくするには、/etc/at.denyに利用を制限するユーザーIDを記述すればいい。
nori ←atコマンドを使用できないユーザーID
yuki ←atコマンドを使用できないユーザーID |
/etc/at.denyの内容 |
/etc/at.denyにIDを登録されたユーザーがatコマンドを実行すると、以下のようなメッセージが表示される。
$ at now + 1 hour
You do not have permission to use at. |
逆に、atコマンドを利用できるユーザーだけを指定することもできる。その場合は、/etc/at.allow(デフォルトでは存在しない)にユーザーIDを記述すればいい。/etc/at.allowを作成すると、そこに記述されたユーザーだけがatコマンドを使えるようになる。
Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス |
Linux & OSS 記事ランキング
本日
月間