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WebminでSSLを使うには
北浦訓行
2002/6/20
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Vine Linux 2.5やTurbolinux 8 Workstationなど、Webminが最初からインストールされている場合は、WebminにSSLでアクセスできる。しかし、Webminを自分でインストールした場合は、SSL用のモジュールをインストールする必要がある。ここでは、その手順について説明する。なお、SSL用モジュールを使うには、OpenSSLライブラリが必要となるが、Red
Hat LinuxやTurbolinuxはインストール済みだ。
SSL用モジュールのインストールは、Webminのメニューから半自動的に行うことができる。[その他]カテゴリの[Perlモジュール]アイコンをクリックし、[FTP
またはhttp URL から]を選択し、ボックスに以下のURLを入力して[インストール]ボタンをクリックする。
http://webmin.com/webmin/download/Net_SSLeay.pm-1.05.tar.gz |
すると、[Perlモジュールのインストールオプション]というオプション選択の画面が表示される。[インストールアクション]を[makeしてインストール]にして(筆者の環境では、テストで失敗したため)、[Makefile.PL
引数]の欄に「/usr」と入力したら[インストールを続行]ボタンをクリックする。すると、モジュールの展開やコンパイルなどが始まる。
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このようなメッセージが表示されればインストールは完了 |
SSLのモジュールをインストールしたら、SSLを有効にする。[Webmin設定]−[SSL暗号化]をクリックして、[SSL サポートがある場合はそれを有効にする]を選択する。そして[保存]ボタンをクリックする。すると、Webブラウザの[セキュリティの警告]ダイアログボックスが表示される(注)が、そのまま続行する。以降のアクセスは、自動的に暗号化される。
注:セキュリティの警告を出さなくするには、ベリサインのような認証サービスから認証を受ける必要があるが、認証を受けなくても通信は暗号化されている。 |
以上で、SSL用モジュールのインストールは終了だ。一度ログアウトして、SSLでアクセスしてみよう。
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