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VMwareにインストールしたLinuxがカーネルパニックを起こす
北浦訓行
2002/11/14
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VMwareにインストールしたLinuxがカーネルパニックを起こしてしまい、正常に起動できない場合がある(Vine
Linux 2.6で確認。VMwareのバージョンは3.1および3.2)。
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カーネルパニックの画面。インストールは正常に終了するが、再起動するとカーネルパニックが発生する(画像をクリックすると拡大表示します) |
この現象が発生した場合は、VMware上の仮想マシンのIDEに接続されたDVD/CD-ROMをSCSIに接続し直せばいい。具体的には、[Power
Off]ボタンをクリックして仮想マシンの電源を切る。次に、左ペインに表示されている仮想マシン名(Linuxをインストールする際に入力した名前。例では[Vine
Linux 2.6r1])を右クリックして、表示されるメニューの[Settings...]を選択する。[Configuration Editor]ダイアログボックスが表示されるので、左のボックスにある[DVD/CD-ROM(IDE
1.0)]を選択する。そして、[Virtual device node]グループにある[SCSI]のラジオボタンをオンにする。
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オフの状態だと[SCSI]の文字が薄く表示されているが、上のラジオボタンをオンにすると黒い文字で表示される(画像をクリックすると拡大表示します) |
以上で設定の変更は終了だ。[OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じて、ツールバーの[Power On]ボタンをクリックすると、Linuxが正常に起動するはずだ。
なお、一度Linuxが正常に起動するようになると、後で[DVD/CD-ROM(IDE 1.0)]の設定をIDEに戻しても正常に動作するようだ。
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