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MozillaやNetscapeにプラグインをインストールするには 北浦訓行 |
MozillaやNetscapeには、プラグイン(Plug-in)というプログラムを追加することによって、本来は扱えないデータやサービスを利用可能にする機能がある。代表的なプラグインとしては、Apple QuickTimeプラグインやAdobe Acrobat Readerプラグイン、Macromedia Flash Playerプラグイン、RealNetworks RealPlayerプラグインなどがある。
ここでは、JavaプラグインをNetscapeのWebサイトから検索してMozillaにインストールする方法を紹介する(Netscapeも基本的には同じ操作でインストールできる)。
注:プラグインのインストールは、rootで行う必要がある。一般ユーザーでダウンロードすると、インストール時に失敗するので注意が必要だ(エラーメッセージが「ダウンロードに失敗した」という内容なので、原因を突き止めにくい)。 |
まず、Mozillaにどのようなプラグインがインストールされているかを調べてみよう。[ヘルプ]−[Plug-inについて]を選択すると、現在インストールされているプラグインが表示される。
この画面の上部にある「Find more information about browser plug-ins at Netscape.com.」というメッセージの[Netscape.com]に張られたリンクをクリックすると、NetscapeのBrowser Plug-insページが表示される。
画面左にある[Find Plug-ins]というリンクをクリックすると、検索画面が表示されるので、検索条件を入力する。例ではJavaプラグインをインストールしたいので、プラットフォームのボックスで[Linux]を、MIMEタイプのボックスで[application/X-java-applet]を選択して[Start Search]ボタンをクリックする。
検索結果が表示されたら、該当するプラグインのリンクをクリックする。ここでは、Javaのプラグインが1件見つかったので、[Java]というリンクをクリックすることになる。
ダウンロード画面が表示されるので、[Click to Download]というアイコンをクリックする。すると、[ソフトウェアインストール]というダイアログボックスが表示されるので、[インストール]ボタンをクリックする。
[ソフトウェアインストール]ダイアログボックス。[インストール]ボタンをクリックすると、ダウンロードおよびインストール作業が始まる |
インストールが完了すると、「成功」という文字が表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる。
以上でプラグインのインストールは終了だ。Webブラウザを閉じて再起動すると、プラグインが有効になる。本当にインストールされたかどうかは、[ヘルプ]メニューの[Plug-inについて]で確認できる。
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