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拡張子が.bz2のファイルを展開するには(Red Hat Linux 9編)
北浦訓行
2003/6/5
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インターネットで公開されているプログラムやソースファイルは、ほとんどが圧縮されている。Linuxの場合はgzipで圧縮されることが多いが、最近ではより圧縮率の高いbzip2が使われることも多くなってきた。bzip2で圧縮されたファイルは、拡張子が.bz2となる。例えば、gamen.pngを圧縮するとgamen.png.bz2というファイルに、example.tarを圧縮するとexample.tar.bz2というファイルになる。
これを展開するには、tar、bunzip2、bzip2などのコマンドを使用するが(拡張子が.bz2のファイルを圧縮・展開するには(CUI編)参照)、Red Hat Linux 9でGNOMEを使っている場合は、Nautilusで展開することもできる。
デスクトップ上の[××のホーム]をダブルクリックするか、GNOMEメニューの[ホームフォルダ]を選択するとNautilusが表示されるので、.bz2ファイルを右クリックする。メニューが表示されるので[ここに展開する]を選択すると、.bz2ファイルと同じディレクトリに無条件でファイルが展開される。
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Nautilusで圧縮ファイルを右クリックすると、コンテキストメニューに書庫関係のメニューが表示される |
同様に、[サブ・フォルダの中で展開する]を選択すると、.bz2ファイル名の先頭部分の名前が付けられたサブディレクトリが作成され(例えばgamen.png.bz2の場合は「gamen」)、その中でファイルが展開される。
[書庫の展開...]を選択すると、[展開]ダイアログボックスが表示される。このダイアログボックスでは、展開に使用するディレクトリを[ブックマーク]に登録しておいて展開先を素早く変更したり、圧縮ファイルのフォルダ構成を再現するかどうか([フォルダを再度作成する])や、すでにファイルが存在するときに上書きするかどうか([既存のファイルに上書きする])などを選択できる。
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[展開]ダイアログボックス |
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