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 ソースコードにパッチを当てるには 
北浦訓行 
              2003/10/9 
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 開発途上のプログラムでは、「パッチを当てる必要がある」と注意書きされていることがある。「パッチを当てる」とは、プログラムの一部を修正することを意味する。一般的には、バグの訂正などのためにプログラムの一部分を改変する必要があるときに、パッチ用のデータが作成される。ユーザーは、そのパッチを当てることによってプログラムを訂正できる(大規模な訂正には、全ソースコードが含まれたtarボールなどが公開される)。
 パッチを当てるには、patchコマンドを使用する。例えば、tmpというディレクトリにあるプログラムに、mypatch-0.2というファイルのパッチを当てるには、以下の手順で行う。
$ cd tmp 
$ patch < mypatch-0.2 | 
 パッチの作成者とは異なるディレクトリ環境で作業する場合は、-p<数字>オプションで取り除くディレクトリの数を変更する必要がある。例えば、パッチファイルの3行目に、
+++ myprog/tmp/program.c …… | 
と書いてあり、自分の作業環境が、
だった場合は、
$ patch -p1 < mypatchi-0.2 | 
とすると、先頭の1ディレクトリ(myprog/)が取り除かれてパッチが適用されることになる。
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