| Linux Tips | |
|  
            
 telnetで接続するクライアントを限定するには 北浦訓行  | 
|
多くのディストリビューションは、スーパーデーモン(サーバプログラムを呼び出すプログラム)としてxinetdを採用し、このxinetdがtelnetなどのサーバプログラム(デーモン)を起動する。従って、xinetdのアクセス制御機能を使えば、telnetで接続するコンピュータをホスト名やIPアドレスによって限定できる。
telnetの制御を定義しているファイルは/etc/xinet.d/telnetだ。このファイルを開いて「only_from =」という項目を追加し、接続可能なコンピュータを指定する。
service telnet | 
ファイルを保存終了したら、xinetdを再起動する。
# service xinetd restart | 
「only_from = 」では、以下のような設定が可能だ。
| 
 設定内容 
 | 
 書式 
 | 
|
| IPアドレス | only_from = 192.168.0.5 | |
| 複数のIPアドレス | only_from = 192.168.0.5 192.168.0.101 | |
| IPアドレスの範囲 | only_from       = 192.168.0.0/24 または only_from = 192.168.0.0  | 
|
| ホスト名 | mypc.example.jp | 
ちなみに、特定クライアントからの接続を拒否するときは、「only_from =」の代わりに「no_access =」という項目を使う。
| Linux Tips Index | 
| Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス | 
  | 
  
Linux & OSS フォーラム 新着記事
- 【 pidof 】コマンド――コマンド名からプロセスIDを探す (2017/7/27)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、コマンド名からプロセスIDを探す「pidof」コマンドです。 - Linuxの「ジョブコントロール」をマスターしよう (2017/7/21)
今回は、コマンドライン環境でのジョブコントロールを試してみましょう。X環境を持たないサーバ管理やリモート接続時に役立つ操作です - 【 pidstat 】コマンド――プロセスのリソース使用量を表示する (2017/7/21)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、プロセスごとのCPUの使用率やI/Oデバイスの使用状況を表示する「pidstat」コマンドです。 - 【 iostat 】コマンド――I/Oデバイスの使用状況を表示する (2017/7/20)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、I/Oデバイスの使用状況を表示する「iostat」コマンドです。 
 
  | 
 |




