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日本語入力のオン/オフを[半角/全角]キーで行うには
北浦訓行
2004/6/10
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WindowsのIMEやATOKXは、日本語入力のオン/オフを[半角/全角]キーで行う。しかし、kinput2を採用しているディストリビューションの多くは、日本語入力のオン/オフを[Shift]+[Space]キーで行う。WindowsとLinuxを併用していると、[半角/全角]キーに統一したいという人もいるだろう。
kinput2環境で日本語入力のオン/オフを[半角/全角]キーにするには、/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Kinput2を変更する。このファイルは書き込み不可になっているので、rootでログインしてchmodコマンドでrootの書き込みを許可する。
# cd /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults
# chmod 600 Kinput2 |
次に、/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Kinput2の以下の部分を変更する。変更する前に、Kinput2のバックアップを取っておくといいだろう。
*ConversionStartKeys: Shift<Key>space |
↓ |
*ConversionStartKeys: <Key>Kanji |
Fedora Core 1の場合 |
*ConversionStartKeys: \
Shift<Key>space \n\
Ctrl<Key>Kanji |
↓ |
*ConversionStartKeys: \
<Key>Kanji |
Vine Linuxの場合 |
/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Kinput2を編集したら、ファイル属性を元に戻す。
続いて、/etc/X11/Xmodmapというファイルに以下の行を追加する。
keycode 49 = Kanji |
注:Vine LinuxのXmodmapは/etc/X11/xinitにあるが、/etc/X11/xinit/Xmodmap.jpというファイルで上記の設定が行われているため、変更する必要はない。 |
/etc/X11/Xmodmapを修正したら、X Window Systemを再起動する。ちなみに、Fedora Core 2やTurbolinux 10 Desktopは、入力メソッドがIIIMFというプログラムなので、この方法は使えない。
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