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KNOPPIXをコンソールモードで起動するには
北浦訓行
2004/11/2
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ハードディスクを1台搭載したPCで、そのハードディスクの内容を完全に消去したり、パーティションを丸ごとバックアップする際は、起動用のディスク(フロッピーディスクやCD-ROMなど)を用意する必要がある。そのようなときに便利なのがKNOPPIX(http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/)だ。
KNOPPIXに問題があるとすれば、デフォルトでX Window Systemが立ち上がり、デスクトップマネージャとしてKDEが起動することだ。両者とも、ハードディスクから起動するときはそれほど待たされないが、CD-ROMからの起動はかなり待たされる。コマンドラインから実行するプログラムを使うときは、不要なX Window Systemの起動をパスしたい。
KNOPPIXをコンソールモードで起動するには、KNOPPIXのCD-ROMでPCをブートして、画面に「boot:」と表示されたら、
と入力して[Enter]キーを押す(注)。すると、コンソールモードでKNOPPIXが起動する。
注:この時点ではキーボード配列が英語になっているため、「=」を入力するには[^]を押す)。 |
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コンソールモードで起動したKNOPPIX |
なお、デフォルトではDMAはオンになっているが、ハードディスクに対するアクセスが遅く感じるときは、hdparmコマンドで確認してみる。
# hdparm /dev/hda
(省略)
using_dma = 0 (off) ←DMAがオフになっている
(省略) |
上記のようにDMAがオフになっているときは、KNOPPIX起動時のパラメータに「dma」を追加する。
knoppix dma 2 noswap lang=ja |
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