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ファイル暗号化用の公開鍵を作成するには 北浦訓行 |
ファイルの暗号化/復号を行うには、GnuPG(http://www.gnupg.org/)を利用する。
公開鍵暗号方式では、ファイルを復号する人が公開している「公開鍵」をファイル暗号化時に使用する。そして、復号には秘密鍵を使用する。
鍵を生成するには、--gen-keyオプションを付けてgpgコマンドを実行する。
$ gpg --gen-key |
鍵の生成が終了したら、--list-keysオプションで登録されている鍵の一覧を表示してみる。いま作成した鍵が表示されるはずだ。
$ gpg --list-keys |
続いて、公開鍵のエクスポートを行う。前述したとおり、公開鍵暗号方式では公開鍵を使ってファイルを暗号化する。そのため、公開鍵をエクスポートしてファイルを暗号化する人に渡さなければならない。
公開鍵のエクスポートには、--exportオプションを使用する。また、-aオプションを付けて公開鍵をASCII形式にすれば、電子メールの本文の形で送信きるし、Webサイトで表示することも可能だ。
$ gpg -o nori.pub -a --export nori@example.jp |
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