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各種サーバへ接続するアイコンをデスクトップに作成するには
北浦訓行
2005/12/1
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Fedora Core 4のGNOMEには、[サーバへ接続]というプログラム(コマンド名はnautilus-connect-server)がある。これを使うとFTPサーバやWebDAVサーバなどに接続するためのアイコンをデスクトップに作成できる。ここでは、例としてFedora Projectのミラーサーバに接続するアイコンを作成してみる。
最初に、[場所]メニューの[サーバへ接続]を選択すると、[サーバへ接続]ダイアログボックスが表示されるのでに、[サービスの種類]を選択する。
- SSH
- パブリックFTP
- FTP(ログイン有り)
- Winodws共有
- WebDAV(HTTP)
- セキュアWebDAV(HTTPS)
- カスタム
から選択可能だ。WebDAVサーバに接続する場合は[WebDAV(HTTP)]を、Windowsマシンに接続するなら[Windows共有]を選択する。ここでは、anonymouse FTPサーバに接続するための設定を行うので、[サービスの種類]で[パブリックFTP]を選択する。
次に、[サーバ名]を入力する。Fedora Projectのミラーサーバに接続するので、いくつかある日本のミラーの中から「ftp.riken.go.jp」を入力した。[ポート番号]は、今回は特に設定する必要はない。[フォルダ]にはホストの初期ディレクトリを入力する。ftp.riken.go.jpの場合、Fedora Coreのディレクトリは「/Linux/fedora/core/」となる。最後に、[接続で使用する名前]ボックスに名前を入力する。ここで入力した名前がデスクトップに作成されるアイコンの名前になるので、どのサーバに接続するかが端的に分かる名前にする。ここでは、「Fedora Mirror」とした。
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[サーバへ接続]ダイアログボックス |
以上で入力は完了だ。[接続]ボタンをクリックすると、Nautilusのウィンドウに指定したFTPサーバのファイルが表示され、デスクトップに「Fedora Mirror」という名前のアイコンが作成される。
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FTPサーバのファイル一覧が表示され、デスクトップには「Fedora Mirror」アイコンが作成された |
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