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マウスポインタの移動でウィンドウをアクティブにするには 北浦訓行 |
一般的に、GNOMEで非アクティブなウィンドウをアクティブにするには、そのウィンドウをクリックするか、画面下部のウィンドウの一覧からアクティブにするウィンドウを選択する必要がある。
GNOMEには、マウスポインタをウィンドウの上に置くだけで、ウィンドウを自動的にアクティブにしたり、そのウィンドウを前面に出したりする機能がある。通常は、これらの機能はオフになっている。「ウィンドウの設定」というツールによってそれをオンにできる。
Fedora Core 4で「ウィンドウの設定」を起動するには、[デスクトップ]メニューの[個人設定]−[ウィンドウ]を選択する。[ウィンドウの設定]ダイアログボックスが表示されるので、[マウスが移動したウィンドウを選択する]のチェックボックスをオンにする。これで、マウスポインタが置かれているウィンドウが自動的にアクティブになる。ただし、そのウィンドウが別のウィンドウに下になっていても前面には出てこない。
[マウスが移動したウィンドウを前面に出す]のチェックボックスをオンにすると、マウスポインタが置かれているウィンドウが自動的にアクティブになり、さらにそのウィンドウが前面に出てくる。
[ウィンドウの設定]ダイアログボックス |
[マウスが移動したウィンドウを前面に出す]チェックボックスの下にあるスライダーを動かすと、マウスポインタが置かれてからウィンドウが前面に出てくるまでの時間を変更できる。初期設定では0.5秒になっており、ウィンドウがアクティブになってから一呼吸遅れて前面に出てくる。これを0秒に設定すると、ウィンドウがアクティブになるのと同時に前面に表示されるようになる。
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