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Xenの仮想マシンをGNOME上でモニタするには

北浦訓行
2006/4/20

 Fedora Core 5には、Xenの仮想マシンをモニタするGNOMEアプレット「VM Applet」が用意されている。このアプレットを使用するとXenの稼働状況が一目で分かるほか、仮想マシンのシャットダウンやリブートなどの操作をマウスで行える。

 VM Appletは、yumコマンドでインストールできる。

# yum install gnome-applet-vm

 インストールが完了したら、デスクトップにアプレットを追加する。デスクトップ上部のパネルを右クリックして[パネルへ追加]を選択すると、[パネルへ追加]ダイアログボックスが表示される。

[パネルへ追加]ダイアログボックス

 アプレットの一覧から[VM Applet]を選択して[追加]ボタンをクリックすると、パネルにVM Appletが追加される。

 VM Appletのアイコン自体が、Xenの実行状況を示している。Xenが稼働している場合は「VM」という文字が緑色になる。赤い文字は、xendが実行されていないことを示す。VM Appletをクリックすると、現在実行されている仮想マシンの一覧が表示される。

実行されている仮想マシンの一覧

 仮想マシンを右クリックするとメニューが表示される。このメニューで、仮想マシンをシャットダウンしたりサスペンドしたりできる。

 VM Appletのアイコンを右クリックして[Preferences]を選択すると、[VM Applet Preferences]ダイアログボックスが表示される。ここでVM Appletの設定が行える。

[VM Applet Preferences]ダイアログボックス

 このダイアログボックスでは、表示する仮想マシンの情報の種類を設定したり、データの更新間隔(初期設定は3秒)を変更できる。

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