Linux Tips

Userminでパスワード変更やメール転送などを行うには

北浦訓行
2006/9/7

 Userminは、Webベースのシステム管理ツールWebminの姉妹ツールで、パスワードの変更やメールの閲覧/転送などをWebブラウザで行うことができる。

 Userminは、http://www.webmin.com/index6.htmlからダウンロードできる。原稿執筆時点での最新版は、Usermin 1.220だ。上記のWebサイトからは、tarボールのほかにRPMなど各種のパッケージもダウンロードできる。ここでは、Fedora Core 5にインストールするためusermin-1.220-1.noarch.rpmをダウンロードした。Fedora Coreに関する言及はないが、rpmコマンドで問題なくインストールできた。

# rpm -ihv usermin-1.220-1.noarch.rpm

 インストールが完了したら、UserminをインストールしたPCの20000番ポートにWebブラウザでアクセスする。

Userminのトップページ

 Userminを日本語表示に変更するには、[Change Languare]をクリックして[Display In Language]ボックスを開き、[Japanese (JA_JP.EUC)]を選択して[Change]ボタンをクリックする。[Japanese (JA_JP.UTF-8)]を選択するとほとんどの文字が日本語にならないので注意が必要だ。

言語の変更画面

 表示が日本語になったら、画面上部の[ログイン]をクリックして[ログイン]画面に移動し、[パスワードの変更]をクリックする。

パスワードの変更画面

 現在のパスワードと新しいパスワードを2回入力して[変更する]ボタンをクリックすると、パスワードが変更される。

 画面上部の[メール]をクリックすると、メールの閲覧や転送の設定を行うことができる。メール関連の画面はあまり日本語化されていないが、一般的な英語なので設定は簡単だ。

メール転送の設定画面

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