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USBフラッシュメモリでFedora Core 6をインストールするには 北浦訓行 |
CD-Rを焼かずにFedora Core 4をインストールするにはでは、Fedora CoreのレスキューCDを利用してFedora Core 4のインストールを行った。今回はレスキューCDを用意せず、USBフラッシュメモリ(USBメモリ)を利用する方法を紹介する。つまり、USBメモリにインストール用の起動イメージを作成して、ネットワークから必要なファイルをインストールする。
注:BIOSがUSBメモリからのブートをサポートしている必要がある。 |
Fedora Coreには、diskboot.imgというUSBメモリ用の起動イメージが用意されている。ミラーサイト(riken.go.jpの場合は/Linux/fedora/core/6/i386/os/images/diskboot.img)からこのファイルをダウンロードして、USBメモリに書き込む(Windowsでの書き込みはLinuxの起動イメージファイルをWindowsで展開するには参照)。
注:この作業を行うと、USBメモリのデータは消去される。必要なファイルは事前にバックアップすることをお勧めする。 |
# dd if=diskboot.img of=/dev/sda |
USBメモリへの書き込みが完了したらシステムを再起動して、BIOS設定メニューを表示する。BIOSがUSBメモリからのブートに対応していれば、[Boot]メニューに[USB:xxxxxx USB Flash Disk]などと表示される。この項目の起動順位をHDDよりも上位に設定する。これで、Fedora Core 6のインストール画面が起動時に表示される。
次に、CD-Rを焼かずにFedora Core 4をインストールするにはと同じ手順でインストールを行う。ただし、Fedora Core 6の場合はFTPサーバのアドレスやディレクトリを指定する画面で、
FTPサイト名:ftp.riken.go.jp |
と入力する必要がある(kddlabs.co.jpなどのFTPサイトも指定可能)。
注:今回の内容はFedora Core 5でも有効である。 |
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