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コンソールで[Ctrl]と[Caps Lock]キーを入れ替えるには 北浦訓行 |
PC/AT互換機のキーボードは、[Ctrl]キーが一番下の列にあるので押しにくい。一方、使用する機会の少ない[Caps Lock]キーが[A]キーの左にある。[Ctrl]キーと[Caps Lock]キーを入れ替えれば、キー操作が楽になる。
最新のディストリビューションの多くは、[Ctrl]キーと[Caps Lock]キーを入れ替えるためのキー配列定義ファイルが用意されている。従って、kbdconfigコマンドで[jp106_Ctrl_CAPS]を選択すれば[Ctrl]キーと[Caps Lock]キーを入れ替えることができる。ただし、Turbolinuxの場合はkbdconfigコマンドはないので、「起動時のコンソールのキー配列を変更するには」を参照して/etc/sysconfig/keyboard のKEYTABLE="jp106"をKEYTABLE="jp106_Ctrl_CAPS"に書き換える。
なお、Red Hat Linux 7.xにはjp106_Ctrl_CAPS.kmap.gzがない。このような場合は、自分でjp106_Ctrl_CAPS.kmap.gzを作成する必要がある。jp106_Ctrl_CAPS.kmap.gzは、以下の手順で作成できる。
$ su - ←rootになる |
jp106_Ctrl_CAPS.mapを開いたら、以下の部分を変更する。
変更前
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変更後
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keycode 58 = Caps_Lock | keycode 58 = Control | |
keycode 29 = Control | keycode 29 = Caps_Lock |
保存終了したら、展開したファイルを元の状態に戻す。
# gzip jp106_Ctrl_CAPS.map ←元の圧縮された形式に戻す |
以上で準備は終了だ。後は、kbdconfigコマンドで[jp106_Ctrl_CAPS]を選択すればいい。なお、X Window Systemで[Ctrl]キーと[Caps Lock]キーを入れ替えるには、別の設定が必要となる。詳細は、「X Window Systemで[Ctrl]と[Caps Lock]キーを入れ替えるには」を参照。
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