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GRUBのデフォルトOSやOS選択待ち時間を変更するには 北浦訓行 |
Red Hat Linux 7.3やTurbolinux 8 Workstationでは、デフォルトのOSローダとしてGRUBが採用されている。LILOは、設定を変更したりカーネルを再構築するたびにLILOを再インストールしなければならないが、GRUBならそのような作業は必要ない。
GRUBの設定は、grub.confまたはmenu.lstというファイルで行う。Red Hat Linux 7.3は/etc/grub.conf(/boot/grub/grub.confへのシンボリックリンク)、Turbolinux 8は/boot/grub/grub.confで行う。
筆者のgrub.confは以下のようになっている(最初のパーティションにWindows XPを、次のパーティションにRed Hat Linuxをインストール)。
default=0 ←titleで定義されている最初のOSがデフォルト |
従って、デフォルトOSを変更する場合は「default=」に続く数字を変更すればいい。2番目のOSをデフォルトにするなら、「default=1」となる。OS選択画面での待ち時間は「timeout=」で指定する。単位は秒だ。
LILOでデフォルトOSを変更したいときは、LILOで起動するデフォルトOSを変更するにはを参照。
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