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画像をスキャナで取り込むには(Xsane編)

北浦訓行
2004/3/25

 スキャナで画像を取り込むアプリケーション(SANEでは「フロントエンド」と呼ぶ))には、さまざまな選択肢がある。ここでは、Xsaneを使って画像をスキャンする(スキャナの接続についてはSCSI接続のスキャナを使うにはを参照)。

 X Window Systemを起動したら、ターミナルエミュレータで以下のコマンドを実行する。

$ xsane

 するとデバイスのスキャンが始まり、Turbolinux 10 Desktopの場合はオープニングタイトルのウィンドウが表示されるので[OK]ボタンをクリックする。Fedora Core 1の場合はエンドユーザー使用許諾契約のウィンドウが表示されるので[受理する]ボタンをクリックする。

 Xsaneのウィンドウが表示されたら[Xsaneのモード]でスキャンの設定を行い、プレビューのウィンドウにある[プレビューを取得]ボタンをクリックする。すると、スキャナが動き始め、しばらくするとプレビューの画像が表示される。

 次に、プレビューのウィンドウでスキャンする範囲を選択する。

プレビューを取得し、スキャンの範囲を指定したところ

 スキャンの範囲が決まったら、[スキャン]ボタンをクリックしてスキャンを行う。[Xsaneのモード]で[ビューワ]を選択(デフォルト)している場合は、ビューアのウィンドウが開き、スキャンした画像が表示される。

スキャンした画像

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