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画像をスキャナで取り込むには(Xsane編) 北浦訓行 |
スキャナで画像を取り込むアプリケーション(SANEでは「フロントエンド」と呼ぶ))には、さまざまな選択肢がある。ここでは、Xsaneを使って画像をスキャンする(スキャナの接続についてはSCSI接続のスキャナを使うにはを参照)。
X Window Systemを起動したら、ターミナルエミュレータで以下のコマンドを実行する。
$ xsane |
するとデバイスのスキャンが始まり、Turbolinux 10 Desktopの場合はオープニングタイトルのウィンドウが表示されるので[OK]ボタンをクリックする。Fedora Core 1の場合はエンドユーザー使用許諾契約のウィンドウが表示されるので[受理する]ボタンをクリックする。
Xsaneのウィンドウが表示されたら[Xsaneのモード]でスキャンの設定を行い、プレビューのウィンドウにある[プレビューを取得]ボタンをクリックする。すると、スキャナが動き始め、しばらくするとプレビューの画像が表示される。
次に、プレビューのウィンドウでスキャンする範囲を選択する。
プレビューを取得し、スキャンの範囲を指定したところ |
スキャンの範囲が決まったら、[スキャン]ボタンをクリックしてスキャンを行う。[Xsaneのモード]で[ビューワ]を選択(デフォルト)している場合は、ビューアのウィンドウが開き、スキャンした画像が表示される。
スキャンした画像 |
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