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デフォルトの文字コードをEUC-JPに変更するには
北浦訓行
2007/7/25 |
Fedora 7をはじめとして、最近では多くのディストリビューションでUTF-8がデフォルトの文字コードになっている。しかし、EUC-JPにしか対応していないアプリケーションを使用する場合には、システムの文字コードをEUC-JPにしなければならないことがある。ここでは、システムの文字コードをEUC-JPに変更する方法を紹介する。
最初に、rootでログインしてテキストエディタで/etc/sysconfig/i18nを開く。そして、以下の行を変更する。
LANG="ja_JP.UTF-8" |
↓ |
LANG="ja_JP.eucJP" |
修正が完了したらテキストエディタを保存終了して、システムを再起動する。Fedora 7の場合はこれだけでシステムがEUC-JPになる。
もしmanページが文字化けするようであれば、テキストエディタで/etc/man.configを開いて、以下の行を修正する(「Fedora Core 1でmanページが文字化けしてしまう」参照)。lvがインストールされていない場合には、事前にlvをインストールしておく(「Unicodeのテキストファイルをほかの文字コードに変換するには」参照)。
PAGER /usr/bin/less -is |
↓ |
PAGER /usr/bin/lv |
また、GNOME環境を使用している場合、~/.dmrcにUTF-8が指定されているときは、これも変更する。
Language=ja_JP.UTF-8 |
↓ |
Language=ja_JP.eucJ |
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