Linux Tips |
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Windowsから論理ボリュームにアクセスするには
北浦訓行
2008/4/2 |
Fedora 8などのディストリビューションでは、インストール時の初期設定でLVM(Logical Volume Manager)が有効になっている。ここでは、LVMのボリュームにWindowsからアクセスする方法を説明する。
論理ボリュームにWindowsからアクセスするには、「WindowsでLinuxパーティションを読み書きするには」でも紹介したExplore2fs(http://www.chrysocome.net/explore2fs)を使用する。
原稿執筆時点でのExplore2fsの最新版は1.07だが、CentOS 5.1をインストールしたHDDで確認したところ、1.07では論理ボリュームが認識されなかった。しかし1.08beta9では認識されることが確認できた。また、Exploer2fs 1.07および1.08beta9は、UTF-8にも対応しているため、日本語を含むディレクトリやファイルも表示することができる。
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論理ボリュームを表示したExplore2fs。日本語のファイル名も表示されている(クリックすると拡大します) |
ただし、Explore2fsはWindows Vistaでは動作しない。プログラム自体は起動するのだが、ドライブのスキャンができない。
DiskInternals Linux Reader 1.1(http://www.diskinternals.com/linux-reader/)は、Windows Vistaでの動作をサポートしているが、論理ボリュームにアクセスすることはできない。また、Ext3のパーティションにはアクセス可能だが、日本語のディレクトリや日本語ファイルは文字化けしてしまう。
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