検索
連載

Excelや付箋よサラバ!〜タスク&スケジュール管理サービス「Trello(トレロ)」の使い方:登録編海外Webサービスのトリセツ(24)

海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。今回はスケジュール&タスク管理サービス「Trello(トレロ)」の登録方法を説明します。

Share
Tweet
LINE
Hatena
本連載「海外Webサービスのトリセツ」のインデックス

連載目次

 海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。今月はスケジュールやタスクを管理できるWebサービス「Trello(トレロ)」を紹介します。


Trello」のトップページ(クリックすると、大きなサイズの画像を表示します。以降も二重枠の画像は全て、クリックで拡大します)

※各固有名詞のカタカナ読みはユーザーによって異なるため、一つの参考としてください。


Trelloってどんなサイト?

 Trelloは、さまざまなタスクを書いたカードをボードに貼って、スケジュールやタスクを管理するサービスです。「一目で」「簡単に」状況が把握できるので、スケジューリングのメールや電話が次々と舞い込む多忙なエンジニアにぴったりですね。


「Trelloは、柔軟かつ視覚的にタスクを整理する、誰とでも使える無料のサービスです」

 長い電子メールのスレッドや旧式のExcel資料、剥がれかけの付箋、管理しているとはいえないプロジェクト「管理」ツールとはオサラバ。Trelloとの出会いが、ストレスフルなタスク管理からあなたを解放してくれることでしょう。

Trelloの特徴

 Trelloは余計なリンクやポップアップがなく、とってもシンプルなサービスです。トップページにその機能が簡潔にまとめられています。

 ツアーページのガイドに沿って特徴を見ていきましょう。

タスク状況が一目瞭然の「Trelloボード」


Trelloボード

 「Trelloボード」は、カード状のタスクを貼る板です。タスクカードを追加したり、作業が進むごとにステータスを更新したりできます。カードの追加や並べ替えが簡単で、個人利用だけではなく、チームでもタスクを共有できます。

コメント追加やファイルのアップロードができる「タスクカード」


タスクカード

 「タスクカード」は、個々のタスクを記入するカードです。チェックリストやラベル、期日など、管理に必須な事項が登録できますし、簡単なコメントを追加できます。また、PC内やGoogle Drive、Dropbox、OneDriveからファイルを添付可能です。

無制限に追加できる「プロジェクトメンバー」

 Trelloでは、Trelloボードに共有したいプロジェクトメンバーを招待して、カードに書かれたタスクを割り振れます。招待されたメンバーは、ボードを開くとメンバーで共通の情報を確認できます。

 緊急の作業が発生したときは、「通知(notification)」機能でメールを送信できます。PCのブラウザーアプリだけではなくモバイルアプリとも同期して利用できるので、どこにいても無駄なくプロジェクトを管理できます。

登録しよう

 さっそく登録してみましょう。まず、トップページ中央の「SIGN UP - It's Free.」をクリックします。


登録は無料です

 新規登録画面が表示されるので、名前と電子メール、パスワードを入力して送信します。短時間で登録できるのは、使いやすいサービスに共通している特徴ですね。

 ページ上部の「Check your inbox(受信メールを確認)」をクリックします。

 登録した電子メールアドレスに登録完了メールが届くので、「Verify Address(アドレスを確認)」をクリックします。

 登録が完了すると、ログイン後のマイページに遷移します。

 マイページの「Welcomeボード」に、Trelloボードについての詳細な解説が書かれています。

 左の行から順に「Basics(初級)」「Intermediate(中級)」「Advanced(上級)」です。Trelloに慣れてきたら、より便利に使いこなしましょう。



 次回はTrelloでスケジュール管理に挑戦します。「Googleカレンダー」2アカウント分と手書きメモのハイブリッドで日々を何とか乗り切っている筆者の生活は、Trelloを活用して改善されるのでしょうか。お楽しみに!

「海外Webサービスのトリセツ」バックナンバー

筆者プロフィール

下岡聡子

Nextremer 下岡聡子

Javaプログラマー、フリー翻訳者(英語・中国語)を経て、Nextremerにてインドでのグローバル受託開発システムのマネジメント、新規ビジネス企画担当。大学ではロシア語を専攻。

ITエンジニア向けの英語サービスも提供中。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る