海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ、今回はプロトタイピングツール「InVision(インビジョン)」の登録方法を説明します。
海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ、今月はWebサービスのデザインプロトタイプを簡単に作成できる「InVision(インビジョン)」を紹介します。
※各固有名詞のカタカナ読みはユーザーによって異なるため、一つの参考としてください。
InVisionは、デザインのラフスケッチを共有し、複数人でアイデアを出し合いながらデザインプロトタイプを作成できるサービスです。以下のような、Web業界をけん引している一流企業もデザイン段階でInVisionを取り入れているそうです。
InVisionの特徴を、ツアーページのガイドに沿って見ていきましょう。読み終わるころには、サービスのとりこになっていること間違いなし?
InVisionにデザインのラフスケッチを取り込むだけで、マウスジェスチャー、遷移、アニメーションなどを盛り込んだインタラクティブ(双方向的)で美しいデザインに変えてくれます。デザインは通常のWebに加え、iOS、Androidにも対応しています。
取り込んだデザインの共有ができます。メンバーは送られてきたリンクを開くだけでデザインの状態が確認できます。リンク以外にも、LiveShareのプレゼンテーションツールを使用して、ワンランク上の「リアルタイム」なデザイン会議も開催できます。
InVisionは、クライアントやプロジェクト関係者にデザインを共有してコメントをもらえます。もう複数個所に電子メールを送り続ける面倒な作業は不要ですね。フィードバックプロセスも極力シンプルにしたサービスは使い勝手が抜群です。
「Seamless」は「継ぎ目のない」状態のことを指し、Web業界ではユーザーが複数のサービスを利用する際のハードルを低くする(=最小限の操作で多数のサービスを利用できるなど)ことを意味します。ここでは複数の関係者間で「一つのサービスを使って確認プロセスを均一化」することを表しています。
またデザインプロジェクトのマネジメントや、プロセスごとに完成したデザインファイルのバージョン管理もサポートしています。まさに、デザインという重要な工程を支えてくれる貴重なサービスです。
早速登録してみましょう。無料登録を行うにはトップページ右上の「SIGN UP FREE」、もしくは中央の「GET STARTED FREE FOREVER!」をクリックします(今回は右上をクリックします)。
新規登録画面が表示されます。
必要な情報を入力して送信すると、登録完了です。
次回は、実際にInVisionを使用してデザインを作成します。Web開発に関わったことのある方なら感覚的に使える部分がたくさんあります。お楽しみに!
Nextremer 下岡聡子
Javaプログラマー、フリー翻訳者(英語・中国語)を経て、Nextremerにてインドでのグローバル受託開発システムのマネジメント、新規ビジネス企画担当。大学ではロシア語を専攻。
ITエンジニア向けの英語サービスも提供中。
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