海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。今月はデザイナー向けWebコミュニティサービス「dribbble(ドリブブル)」を紹介します。
海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。先月は、オンラインプロフィールページ作成サービス「Re.vu(レ・ビュー)」を紹介しました。
今月は、エンジニアにも役立つ、デザイナー向けWebコミュニティサービス「dribbble(ドリブブル)」を紹介します
※各固有名詞のカタカナ読みはユーザーによって異なるため、一つの参考としてください。
dribbbleは、Webデザイナーやグラフィックデザイナー、イラストレーター、ロゴデザイナーなどのクリエイターが、作品をシェアしたり交流したりするWebコミュニティサービスです。
作品を見てデザイナーに仕事を依頼したり、求人情報を掲載したりと、デザイナーとのビジネスにも使えるところがポイントです。ちなみにサービス名は「ドリブル(dribble)」ではなく、「b3つ」の「ドリブブル(dribbble)」です。
dribbbleの機能を、タブごとに見ていきましょう。
ユーザーが投稿した作品のスクリーンショットを一覧表示するページです。眺めているだけでもインスピレーションが湧いてきます。
画像をクリックすると詳細画面に遷移し、拡大画像を見られます。作品名、作成者の情報などが表示されており、お気に入りサインやコメントを書き込めます。「今度コラボしませんか?」などと書いてみては、いかが?
サービスに登録しているデザイナーを一覧表示するページです。
画面右側の検索ボックスに所在地やスキルなどの条件を入力すると、絞り込みを行えます。デザイナー名、もしくはその横のアイコンをクリックすると、デザイナーのプロフィール画面に遷移します。
お気に入りのデザイナーをフォローすると、最新の作品をチェックできます。作品が気に入った場合は、「Hire Me(仕事を依頼する)」からコンタクトを!
組織としてデザインを投稿している企業やグループの一覧です。デザイン系のパートナー企業を探している方にお勧めです。
詳細ページには、チームが投稿したデザインや、所属メンバーのプロフィールが表示されます。個人ページ同様「Hire Us」からコンタクトできます。
SNSやITスタートアップの世界でよく目にする「ミートアップ」は、イベントやオフ会を通じて偶然の出会いを探すことです。dribbbleでも、オンラインだけではなく、デザイナー同士がリアルに交流できるイベントを多数紹介しています。
残念ながら現時点で日本国内での開催はありませんが、Nextremerのインドオフィスがあるインドのプネで、2015年6月にミートアップが開催されるようです。
ミートアップへの参加は、FacebookやTwitter、LinkedInなどにリンクして簡単に申請できます。dribbbleに登録すると、ミートアップの作成(主催)もできます。
デザイナーを募集している企業による求人情報の一覧です。世界各国でのフルタイム求人から場所を問わないフリーランスの募集まで、さまざまな求人情報が掲載されています。
dribbbleに登録すると、求人への応募や人材募集を行えます(人材募集は有料プラン)。
興味が湧いたら、メンバー登録してみましょう。まず、トップページ上部の「Sign up(新規登録)」をクリックします。
登録プランは「ベーシック」(無料)、デザイナーの雇用を行いたい人向けの「プロ」、および組織で利用する場合の「チーム」の3種類です。ベーシックプランはデザイナーに送れるメッセージの数や求人の機能が制限されますが、まずはデザインを閲覧してみたいという方は、ここから始めるとよいでしょう。
新規登録画面に情報を入力し、「Create Account(アカウントを作成する)」をクリックします。
入力した電子メールアドレスに確認メールが届くので、アカウント情報を確認。以上で登録は完了です。
いかがでしたか? 世界のデザイナーとコラボレーションできれば、ビジネスの幅が広がること間違いなしですね。次回はdribbbleにログインして、サービスの活用法を探ります。お楽しみに!
Nextremer 下岡聡子
Javaプログラマー、フリー翻訳者(英語・中国語)を経て、Nextremerにてインドでのグローバル受託開発システムのマネジメント、新規ビジネス企画担当。大学ではロシア語を専攻。
ITエンジニア向けの英語サービスも提供中。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.