海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ、今回は「GitHub(ギットハブ)」の公式トレーニングプログラムを紹介します。
チーム開発の際に便利なWebホスティングサービス「GitHub(ギットハブ)」の使い方、今回はオンラインとオフラインでの公式トレーニングを紹介します。
GitHubを通じて利用できるトレーニングは大きく分けて、「オンライントレーニング」「個別トレーニング」「資料閲覧」の3種類があります。
※各固有名詞のカタカナ読みはユーザーによって異なるため、一つの参考としてください。
世界中どこにいても、ライブで行われるWeb授業に参加できます。
興味のあるコースの右側にある「Learn More(詳細を見る)」をクリックすると、コース詳細ページに遷移します。
左側のグレーの部分にはクラス概要、右側にはコースに参加する際の諸注意と、次回のクラススケジュールが記されています。
世界のどこからでも参加できる便利なWeb授業、気になる費用は3時間で80ドル(2014年1月現在 約9550円)。講義+実演の2本立てで、Q&Aセッションも設けられています。
講義は英語で行われますが、開発という世界共通のバックグラウンドがあれば怖くない、かも……?
経験豊富な専門トレーナーのトレーニングを1対1で受けられます。効率良くスキルアップできるまたとない機会です。
先ほどのクラス詳細ページで、右側の「Online/In-person(オンライン/個別)」タブを切り替えると、個別トレーニングの説明が表示されます
GitHubの個別トレーニングは、トレーニングチームの1人があなたのオフィスを訪問して、丸1日(!)レクチャーを行ってくれる画期的なサービスです。トレーナーからじかに教わることで生まれる集中力と学びは、この上ないものになるはず!
気になる費用は明記されていません。完全なオーダーメードのため、申し込みはメールでの相談から始まります。
セッションは各タイムゾーンの午前10時〜午後16時。エクササイズを組み込んだユニークな講義と実演をミックスした、実用的な内容です。
筆者が問い合わせたところ、GitHubのトレーナーは日本への出張も可能とのことです。メールで質問したら、すぐに返事が返ってきました!
米国からの旅費が追加されますが、クラスの日数などによって金額は相談できますので、受講希望者を募って頭割りにしたら実現可能かもしれません。
個別トレーニングの費用や詳細については「training@github.com」までお問い合わせください(もちろん英語で)。
「授業の概要」や「スライド」「チートシート」まで開示されており、高品質な教育資料を容易に入手できます。
「Foundations(基礎)」「Intermediate(中級)」「Advanced(上級)」のアイコンをクリックすると、画面に資料が表示されます。
資料ページのトップで、「チートシート」のダウンロードもできます。
日本語版も用意されています。
いかがでしたか? クローズドな世界と思われがちなWebですが、近年はSNSなどの流行により、ますます「オープンに」世界を知る手段となっています。しかし、実際に会わないからといって油断は禁物。マナーをきちんと守った接し方を常に心掛けて、正しく、楽しく、活用したいものですね。
次回はオンラインで簡単にデザインが完成できるモックアップ作成ツール「Invision」を紹介します。
Nextremer 下岡聡子
Javaプログラマー、フリー翻訳者(英語・中国語)を経て、Nextremerにてインドでのグローバル受託開発システムのマネジメント、新規ビジネス企画担当。大学ではロシア語を専攻。
ITエンジニア向けの英語サービスも提供中。
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