海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。今月はオンラインプロフィールページ作成サービス「Re.vu(レ・ビュー)」を紹介します。
海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。前回はビジネス特化型ソーシャル ネットワーキング サービス「LinkedIn(リンクトイン)」の情報を使って図を中心にした見やすいレジュメ(職務経歴書)を作成するサービス「Kinzaa(キンザー)」を紹介しました。
今月はレジュメシリーズの続きで、オンラインプロフィールページ作成サービス「Re.vu(レ・ビュー)」を紹介します。
※各固有名詞のカタカナ読みはユーザーによって異なるため、一つの参考としてください。
Re.vuは現代のテクノロジを使って新感覚の履歴書作成を目指すWebサービスです。
「文書のみのつまらないレジュメはやめて、自分の良いところをもっと効果的にアピールしてほしい」というコンセプトで開発されました。「Visual Resume(視覚的なレジュメ)」は、履歴「書」ではなく、自らを売り込むプロフィール「サイト」といえるでしょう。
ちなみにサービス名のRe.vuは「review(レビュー)」と発音します。
Re.vuの特徴をもう少し見ていきましょう。サイトにある説明から「そもそもVisual Resumeって何?」「どうやって作るの?」などの疑問にお答えします。
レジュメを送るのではなく、ストーリーをシェアしよう。
「読む」のではなく「見る」、さらにはストーリーを「感じ」させるレジュメを作ります。
LinkedIn(のデータ)を使って、素早くプロフィールを作成しよう。
LinkedInに登録したデータをインポートして、プロフィールを作成できます。LinkedInは英文レジュメ業界(?)で欠かせないツールだということが分かります。
視覚に直接訴える方法で、コミュニケーションを図ろう。
“compelling”は、「人の心をつかんで離さない」「非常に面白い」などという意味です。視覚に訴えて、自分の良さを相手に伝えましょう。
プロフェッショナルとしての経歴を定量化しよう。
“quantify”は「定量化する」「数値化する」という意味。履歴書のように、何かをアピールする場面でよく使われる単語です。上記の例のように「1200人の大型グローバルチームをマネジメントした経験があります」などと書けたら格好いいですね!
ページのトラフィックデータを詳細分析しよう。
トラフィックとはWeb解析用語で「Web上のユーザーの動き」を表す言葉です。Re.vuで作成したプロフィールを見たのは何人か、どのくらいの時間滞在していたのか……など、気になるデータを詳しく見られます。
さっそく登録してみましょう。まずはトップページ中央に表示されるバーに「電子メールアドレス」「パスワード」「マイページのURL」を入力します。
なんと、登録はこれだけで完了です! 入力したメールアドレスに登録完了メールが届き、画面はLinkedInとの連携ページに遷移します。
LinkedInのデータを使わずに最初から入力したいときは、「SKIP THIS STEP」をクリックし、スキップします。
すると「プロフィールデータ入力画面」に遷移しました。この続きは次回みっちりと紹介しますね。
いかがでしたか? 明日はRe.vuでプロフィールの作成を行います。前回のKinzaa同様にLinkedInから情報を取得できるので、興味のある方はLinkedInの登録を先に済ませておいてください。
日本では「自分をアピールする」場がまだまだ少ないのですが、長所や経験、誇れるスキルや経験をアピールできるようになれば、得することはあっても損することはありません。明日もお楽しみに!
Nextremer 下岡聡子
Javaプログラマー、フリー翻訳者(英語・中国語)を経て、Nextremerにてインドでのグローバル受託開発システムのマネジメント、新規ビジネス企画担当。大学ではロシア語を専攻。
ITエンジニア向けの英語サービスも提供中。
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