海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。本日は「Re.vu(レ・ビュー)」でオンラインプロフィールを作成する方法を解説します。
海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。前回は、オンラインプロフィールページ作成サービス「Re.vu(レ・ビュー)」の登録方法を紹介しました。今日はその続きで、職歴や作品を登録してオンラインプロフィールを作成します。
※各固有名詞のカタカナ読みはユーザーによって異なるため、一つの参考としてください。
最初に右上の「Sigh In」をクリックしてログインします
LinkedInとの連携パーツが登場します。「GO TO LINKEDIN」をクリックするとLinkedInの登録情報をインポートします。
ログインすると、プロフィール作成画面が表示されます。画面上部に「Personal Data(個人データ)」などのタブが並んでいます。これらを順番に埋めていくと、すてきなプロフィールページを作れます。
まずは「氏名」「Headline(ひと言アピール)」「Biography(略歴)」など、基本の情報を入力します。思い返せば、会員登録時にはほぼ個人情報を登録しませんでしたね。
Biographyの下にあるチェックボックスは、「訪問者からの電子メールでの連絡を許可する」項目です。「Yes」にチェックを入れたら、プロフィールを見て興味を持ってくれた人からメールが届くかもしれません。
「変わりゆく世の中においても、まだ既存のレジュメを欲しがる人たちはたくさんいる(笑)」という理由で、Wordなどの「Traditional(伝統的な)」レジュメもアップロードできます。新旧入り混じった感じがいいですね。
画面左側のタブで「Links」を選択すると、個人のブログやWebサイト、またFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアのリンクを登録できます。
入力を終えたら、画面左側の「Save(保存)」をクリックします。
すると一瞬で基本ページが完成しました。とても近未来的な背景(デフォルト)ですが、変更できます。
下に2つ並んでいるアイコンは、「Links」画面で追加したソーシャルメディアへのリンクです。リンク数に応じてアイコンの数も増えます。
職歴を入力するページです。「会社名」「役職」「勤務年月」「詳細」などを順に入力します。「詳細」はいかに魅力的に見せるかが肝です。会社のロゴを手動アップロードすることもできます。
情報を入力して保存すると、プロフィールページの下部にグラフが現れます。
グラフにカーソルを合わせると、職歴の詳細がポップアップで表示されます。
経歴やスキルをユニークに図示してくれるページです。これぞ、Re.vuの肝といえるでしょう。入力項目は下記の9つです。
Vital Stats(数字指標) | 「今までにXX件のWebサイトを構築した」「XX人のチームをまとめた」など、数字で表せる業績 |
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Job Duties(職務) | 今まで経験した職務 |
Skill Evolution(スキル開発) | スキルがどのように伸びたかのグラフ |
Proficiencies(熟練度) | 誇れるスキル |
Quotes(推薦文) | あなたを評価してくれる人からのコメント |
Percentages(パーセント指標) | スキルをパーセンテージで評価 |
Pastimes(余暇) | 休みの日は何をしているか |
Interests Over Time(興味の遷移) | 興味を持っている分野(デザイナーだったら「グラフィックデザイン」など)、およびその興味がスキル開発に伴ってどう移り変わってきたか |
Languages(言語) | 母国語を含め、理解できる言語とそのレベル |
入力した項目がグラフ化されます。
ポートフォリオとは、作品を通して能力を周囲に伝えるためのアートブックのようなもので、デザインなどクリエイティブな業界でよく用いられます。Re.vuではこれまでに作成した作品データをアップロードして、プロフィールページに掲載できます(JPEG、JPG、PNG、GIFのみ)。
エンジニアだったら自身のWebサイトのキャプチャーを、デザイナーだったら今まで手掛けた作品などを(著作権の範囲内で)紹介してみると良いですね。
学歴を入力します。ここでも学校のロゴを手動でアップロードできます。
ポートフォリオ&学歴の完成形は以下のような見え方です。
ポートフォリオは画像ファイルのみです、この「Work Examples」ではPDF、DOC、PPTなどの文書形式のファイルをアップロードできます。個人で事業をされている方は会社案内などをアップロードしてはいかがでしょうか。
全てのタブを入力したら、プロフィールページを見てみましょう。各タブで入力した情報は、画面下部まで連なる一枚のページとして表示されます。
左上のアイコン(赤丸部分)をクリックすると、アップロードした「トラディショナルな」レジュメを閲覧できます。
プロフィール右上の「Design」ボタンをクリックすると、デザイン変更パーツが登場し、背景変更や項目の並び替えを行えます。
記事執筆時は登録直後のため閲覧できませんでしたが、ページ開設後しばらくすると、統計情報の閲覧、訪問者とのコンタクト、ページのプロモートなどを行えるようになります。フリーランスや個人事業主の方は、より有効活用できますね。
次回は世界各国のデザイナーが集まるカラフルなコミュニティサイト、「dribbble(ドリブブル)」を紹介します。次回もお楽しみに!
Nextremer 下岡聡子
Javaプログラマー、フリー翻訳者(英語・中国語)を経て、Nextremerにてインドでのグローバル受託開発システムのマネジメント、新規ビジネス企画担当。大学ではロシア語を専攻。
ITエンジニア向けの英語サービスも提供中。
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