海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ。今日はオンライン開発学習サービス「Dash(ダッシュ)」で、HTMLの基礎を学びます。
海外Webサービスの使い方を「日本語で」分かりやすく説明するシリーズ、今月はオンラインで開発を学習できるサービス「Dash(ダッシュ)」を紹介します。前回は概要と登録方法を紹介しました。今回は、実際に開発プロジェクトに取り組んでみます!
※読み方や発音はユーザーによって異なるため、一つの参考としてください。
Dashはブラウザー上で楽しみながらHTML、CSS、JavaScriptを学べる学習サイトです。学習は5つの「プロジェクト」を通して、課題をクリアして進めます。
プロジェクトは、現在5つ。どれも面白そうですね!
実際にDashのプロジェクトで開発を学んでみましょう。
5つのプロジェクトのうちどれにしようか迷ってしまいますが、最も初級に近い(と思われる)「個人Webサイトを構築する」に挑戦します!
最初に「1. Make the headline and inputs(見出しと入力項目を作成する)」をクリックします。
すると、このような画面が表示されます。プロジェクト1のパート1は、「アンナのWebサイト HTMLの基礎」です。
10枚目のスライドからは、HTMLについての説明が始まります。
ここでチェックポイント! ミッションの中には課題に挑戦するチェックポイントがいくつか含まれており、実際にコードエディターを使って実践できます。
エディターに文字を打ち込むと……
やりがちなミスも的確に指摘してくれます。
正確にタグを入力すると……
その後もHTMLのタグに関する説明とチェックポイントが続きます。
プロジェクトを進めるごとに「スキル」が解除されていく(最初は全てのスキルがロックされた状態です)のも、Dashの面白いところです。
「Skills」のタブで、解除されたスキルを確認できます。
次のチェックポイントは「電子メール入力フォームの作成」です。HTMLをかじったことがある方ならば、英語と日本語が頭の中で結びつくのではないでしょうか?
「属性って何?」という方のために、次のスライドで分かりやすい説明がなされています。
このようにレッスン説明とチェックポイントを繰り返して、パート1は終了です。ここでは、下記の5つのチェックポイントを学びました。
しかも、プレビューページ右上のボタンで、「PC表示/スマートフォン表示」の切り替えができます。
コーディングは視覚的な要素が大きいため、このようにスライドの図解を見つつ実践を交えて学べると分かりやすいですね。開発環境を準備する必要がなく、PCとインターネット環境さえあれば、いつでもどこでも学習できるのも便利です。
今回紹介したのは、Dashのプロジェクトのほんの一部分です。ぜひ自分でもプロジェクトを進めて知識をマスターしてくださいね。現役開発者の方々にはとても初歩的な内容なのですが、HTMLを新しく学ぶ方、英語×HTMLの世界を少し体験してみたい方にとてもお勧めです(課題の内容もプロジェクトを進めるごとに難易度が増していきます!)。
次回は同じくオンライン学習Webサイトの「Code Avengers」をご紹介します。
Nextremer 下岡聡子
Javaプログラマー、フリー翻訳者(英語・中国語)を経て、Nextremerにてインドでのグローバル受託開発システムのマネジメント、新規ビジネス企画担当。大学ではロシア語を専攻。
ITエンジニア向けの英語サービスも提供中。
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