TrivialQuestを含むGoogleのサンプルは、Google Play Game ServicesのIDを管理するための設定ファイルがids.xmlという名前で用意されています。ここにゲームのIDと実績のIDを設定します。
これでソースコードの修正は完了です。
今回のサンプルは「Google Play開発者サービス」が端末にインストールされている必要があるため、エミュレータでは動作確認できません。
アプリをdebug.keystoreで署名するには、Eclipseのエクスポート機能を使用するのが簡単です。
プロジェクトを右クリックして、[Export]を選択すると、以下のようなダイアログが表示されます。
Androidから「Export Android Application」を選択して「[Next]」をクリックします。
エクスポートするプロジェクトを確認したら「[Next]」をクリックします。
debug.keystoreの場所[Location]と[Password]を入力します。パスワードは「android」です。
[Alias]で「androiddebugkey」を選択し、[Password]は「android」と入力します。
エクスポートする場所を指定して「[Finish]」をクリックすると、debug.keystoreで署名されたAPKの完成です。
これを、USB接続したAndroid実機にインストールするには、以下のコマンドを実行します。
adb install TrivialQuest.apk
以下は、インストール後「g+ ログイン」ボタンをタップした画面です。
サーバとの認証が行われ、Google Play Game Servicesが動作していることが確認できました。
今回はGoogle Play Game Servicesの導入編ということで、環境設定の方法を詳しく解説しました。次回から、ソースコードに手を加えながらGoogle Play Game Servicesの機能の紹介を行っていく予定です。
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