決戦は会場に参加した人による電話投票で行われた。その結果、最優秀賞はガリとマチョによる1Click飲みが受賞、盾と賞金200万円が贈られた。
また、優秀賞および各部門賞の受賞者は以下の通り。
今回、おばかアプリ賞を受賞したSAMURAI AGGRESSIVE/チーム侍に話を聞いてみたところ、これが意外と一発ネタではなく、かなり計算し尽くされて作られたことが分かった。
求職者支援訓練 モバイルクリエイター養成課第5期生でチーム侍リーダー、山中然太氏によると、SAMURAI AGGRESSIVEは「ゲームが面白いということよりも『ゲームをしている人を見るのが面白い』を目指して作った」という。ゲーム製作にはわずか2カ月、それまではAndroidアプリを作ったことがないところから、短期間でここまで登り詰めたチームだ。
これ以前にも事業の一部(これは求職者支援訓練のプログラムとして作られている)として、徳島の川下りをテーマとしたアプリを構想していたそうだが、メンバーが上げてきた「川下りの船頭のおっちゃんが単調なので、これをアプリ化する」というアイデアを却下したそうだ。「そんなのを作るなら、おっちゃんをオカマキャラにして、それをおっちゃん自身に読んでもらった方が面白いですよね」(山中氏)。
今回のゲームをRPGとしたのも、長く遊んでもらいたいためだという。まだ実装されていないアイデアはたくさんあり、「本当は武器も自分で作ってほしいんです。剣を作るのに、金づちを振るところもゲームにできそうですし」と述べる。
「スマホのながら歩き」など、「昨今、問題視されているスマホとの付き合い方をプラスのイメージに変える」という大きな目的を、一見「おばか」に実現したSAMURAI AGGRESSIVE。1カ月後に向け、大幅なアップデートを施したいとのことだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.