「スタートアップか大企業か」で迷っているならば、志す対象に対してどれほどの覚悟があるか確かめるのだ。「ロボットに身をささげる覚悟をすべき」というわけではない。まぁ、できれば魂すらささげるほどの覚悟であってほしいけどにゃあ。ふひひ。
全ての人が玉砕覚悟で物事を進めても、社会全体として持続可能性がないのである。生存のリスクを伴っても挑戦したい欲求がある冒険家やイノベーターは、ある種の才能の持ち主なのだ。生存にせよ挑戦にせよ、その欲求の強さはコントロールできるものではないからである。しかし、覚悟は行動なのでコントロールできるのだ。それ故、どのくらい覚悟があるかを自分に問い、迷いを断ち切ることで進めるのである。
覚悟の度合いを1〜5段階にレベル分けしたのだ。ロボットを志す場合を例にして説明するが、読者それぞれで志すものに置き換えて構わない。自らの覚悟を問う参考にしてくれたまえ。ちなみに、犠牲が大きいほどレベルが高くなっているのだ。
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