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IT業界≠3K?月刊エンジニアライフ(21)

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不況で仕事が減ったから?

 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 「月刊エンジニアライフ」では、前月のエンジニアライフを振り返る。2010年4月1日から4月30日までの月間アクセスランキング、上位30位を見てみよう。

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 「実態とは異なる3Kイメージ」――2位にランクインした高橋秀典氏の【IT業界はもう「3K」ではない!? 〜IPA『IT人材白書2010』概要について】が興味深い。

 世間では「3K(きつい、帰れない、給料が安いなど)」と思われがちなIT業界だが、IPAの『IT人材白書2010』では「職場の雰囲気」「休暇の取りやすさ」「プライベートとの両立」などにおいて満足度が高い、という結果が報告されている。ただし、不況で仕事が減ったことが影響している可能性は否定できない。

 また、高橋氏は調査から「ITエンジニアは将来に対する不安を抱いている」という点を取り上げている。これについて、IPAは次のようにまとめている。

 「現在のような不透明な時代であるからこそ、IT企業は、自社の方向性や将来ビジョンを明確に伝え、IT人材が、産業や企業の将来に魅力を感じ、誇りを持って生き生きと働ける環境を創り出すことが重要である」

 IT企業はそれでもいいかもしれないが、この内容ではITエンジニアがどうしたらいいのかが分からない、と高橋氏は語る。

 コメント欄には、現在のIT業界やITエンジニアの働く環境について、さまざまな意見が寄せられている。「いまのIT業界に対して、いいたいことがある」という読者は、ぜひコメントを投稿してほしい。

教育関係コラムニストが複数参加

 4月は5人のコラムニストが新たに参加した。登場した順に紹介する。

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 後輩育成に悩むエンジニア、研修担当者、ITスクール経営者と、4月は教育関連の新規コラムニストが目立った。注目は荒井健太郎氏。ソーシャルソフトウェア開発ベンチャーでエンジニアとして働く筆者は、「ソフトウェアのゼネラリスト」というビジョンを掲げている。ソフトウェア開発者のキャリアビジョンの1つとして、注目したい。

 4月に投稿されたコラムは全部で74本。新着コラムはエンジニアライフのトップページ@IT自分戦略研究所のトップページ、各コラムのフッタに表示している。エンジニアライフ独自のRSSも配信中だ。コラムニスト一覧から、気になるコラムを探してみるのもいいだろう。


 エンジニアライフではコラムニストを募集しています。募集対象者は下記の通りです。

  • ITエンジニア(元でも可)
  • ITが好きで、将来はIT業界に就職しようと考えている学生
  • ITエンジニアの採用や教育に関わっている人事・教育担当者

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