本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開しています。
「月刊エンジニアライフ」では、前月のエンジニアライフを振り返ります。さっそく、2011年3月の新着コラム「月間アクセスランキング」を紹介しましょう。
3月11日の東日本大震災を受けて、多くのコラムニストがコラムを投稿してくれました。3位にランクインしたAnubis氏は、おすすめの非常用装備を紹介しながら、「一番大事なのは、1人でどうにかしようとあがくことではなく、周囲の人と協力し合う“優しさ”」だと述べています。
Web系エンジニアのあずK氏は、こんな時だからこそユーモアが大事なのでは、と「不謹慎」ムードに対して苦言を呈しています。
PMのにゃん太郎氏は、「電気があってこそ、エンジニアの仕事は成立する」「エンジニアは電力や発電について、もっと真剣に考えるべき」と主張しました。プログラマの野口おおすけ氏は、3つの大震災を経験してきた身として、震災直後に何が起きるかを冷静な視点でまとめています。
他、震災に関するコラムは、「おすすめエンジニアライフ」特別号で下記のテーマごとに紹介しています。こちらも併せてご覧ください。
1位、2位、4位とランキング上位を総なめにした、あぐ氏による小説連載「僕を育ててくれた先輩は、モンスターエンジニアだった」。
新卒エンジニアのウエダ(主人公)と同期のツルマキは、熱血エンジニアのエグチさんのもとで指導を受けます。「分からないことは何でも聞いてくれ」「俺は、頑張ればできるようになるということを知ってもらうために、後輩指導をしているんだ」と熱烈に語るエグチさんは、新人だけでなく会社全体からも高い評価を得ます。
しかし、幸せな時はそう長く続きませんでした。やがてじわじわと暗部が見えてきます。「君たちのソースは俺が消したよ」「お前、レビューできるって言ったよな?」――じわじわ来るエグチさんのモンスターぶりに、目が離せません。
カナダのIT企業で10年働く川澄恵一氏が、在宅勤務(Work from Home)事情を紹介しています。カナダでは、天気予報にも「今日は大雪なので、Work from Homeができる人はそうしましょう」とアナウンスされるぐらい、在宅勤務が一般化しつつあります。会社では自分の席を持たず、出社した時には空いている席で仕事し、打ち合わせなどはメッセンジャーを多用するのだそうです。
東日本大震災が起きた直後、自宅待機や在宅作業を命じられた人は多かったと聞きます。そのためか、このコラムは「日本でももっと普及すればいいのに」「自分の職場でも一部取り入れてほしい」など、多くの反響を集めました。日本でも、このような働き方を模索する時に来ているのかもしれません。
3月に投稿されたコラムは全部で90本。エンジニアライフでは、独自のRSSを配信しています。コラムニスト一覧から、気になるコラムを探してみるのもよいでしょう。「話題のコラムをチェックしたい」「気になる話題をまとめて読みたい」という方は、エンジニアライフの歩き方をご覧ください。
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