本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
「月刊エンジニアライフ」では、前月のエンジニアライフを振り返る。2009年6月1日から6月30日までの月間アクセスランキング、上位30位を見てみよう。
ランキング上位を見て欲しい。生島勘富氏の『ベンチャー社長で技術者で』が大量にランクインしている。第14位、Ahf氏の「Windows7のXP Modeに思うVB6」での「XP ModeはVB6(Vista以降非対応アプリ)の不適切な延命につながるのではないか」という提言から議論が発生し、生島氏が第4位「VB6を使い続けること」で「新しい言語(技術)に価値があるのではなく、何ができるかに価値がある。顧客の立場に立って考えれば、VB6は悪くない」と反論。さらにここから生島氏の持論である「上流技術者はSQLを!」という主張につながる、というのが全体の流れだ。各コラムごとに、コメント欄ではシステムエンジニアやプログラマ、さらには情報システム部門や技術者社長までを巻き込んでさまざまな議論が展開されている。
一方、第3位には5月からエンジニアライフに参加したひでみ氏の「プログラマなんかで終わりたい」が登場。「生涯プログラマ宣言」に対して、多くの反響が寄せられた。コメント欄では「そもそも、プログラマとシステムエンジニアを分ける必要自体がない」という意見も見られた。
「プログラマであり続けることを望むのなら、必死で『プログラマ止まり』のルートを探してください」とひでみ氏は語る。そのキャリアパスは見つけづらいかもしれないが、決してないわけではないのだ。
6月は2人のコラムニストが新たに参加した。登場した日付順に紹介する。
名前 | コラムタイトル | コラム内容 |
---|---|---|
森俊夫 | クラウドを理解するためのサーバ技術 | 業務システム・Webサービスの開発エンジニアによる技術コラム。クラウド・コンピューティング時代におけるサーバ技術について語る |
ビガー | 真の顧客満足を目指して | SIer→コンサルティングファームを経てフリーエンジニアとなった筆者が語る「フリーエンジニアリングの実情と可能性」 |
「クラウド・コンピューティング」という言葉がメディア上に現れるようになって久しい。クラウド時代におけるサーバ技術を熱く語ってくれているのが森俊夫氏だ。クラウドについて学びたければ必読である。
もう1人の新人コラムニストはビガー氏。この名前を聞いたことのある読者は、相当のエンジニアライフ・フリークである。彼は日々公開されるエンジニアライフの数多くのコラムに対し、コメント欄で鋭い突っ込みを入れていく「ご意見番」である。6月からは、ついにコラムニストとしても参加していただくことになった。乞うご期待。
6月に投稿されたコラムは全部で82本。新着コラムはエンジニアライフのトップページ、@IT自分戦略研究所のトップページ、各コラムのフッタに表示している。エンジニアライフ独自のRSSも配信中だ。コラムニスト一覧から、あなたが気になるコラムを探してみるのもいいだろう。
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