本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開しています。
さて、2012年1月の新着コラム「月間アクセスランキング」を紹介します。
1月の1位は「プログラマで生きている」の「自分の稼ぎで食っている」。キャリア20年超のプログラマひでみ氏が、「わたしがプログラマという職業を選んだ理由」について語っています。
ひでみ氏は生まれたときから足が悪く、「へたすると20歳で歩けなくなる」と医者に宣告されていました。10代のひでみ氏にとって、それは「何もできない大人になる」と言われるに等しいことでした。友達と一緒に外へ遊びに行けず、しゃがみながら日々を過ごしていたところ、父親からこう言われたそうです。
「手に職をつければ、歩けなくなっても自分の稼ぎで喰っていけるぞ!」
ひでみ氏は「自分ができる仕事」を探し始めます。そうして選んだのが「プログラマ」でした。
歩けなくなるまでは働こう、ではなく、歩けなくなっても働ける仕事を探さないといけない。やりたいとかやりたくないとか、好きとか嫌いとかは問題にしちゃいけない。自分ができる仕事を探さなきゃいけない。
「自分には合わない」と思いつつ、自分が選択したのだからと仕事にかじりついた20代を過ぎ、46歳になったひでみ氏は、「仕事が好き」と言いながら現役プログラマとして働いています。
高校生の時に単なる消去法で決めた仕事を、「喰っていかなきゃいけないから」という理由でやめられなくて、「仕事ができる人になるんだ」と働き続けた結果、よくわかってないのに選んだ仕事は「天職」になりました。
自分に“できること”を選ぶのか“好きなこと”を選ぶのか、「仕事」とは何か、仕事について考えるきっかけを与えてくれる素晴らしいコラムです。
人気IT小説「高慢と偏見」「人形つかい」を執筆する『Press Enter』のリーベルG氏が、新シリーズをスタートさせました。その名も「冷たい方程式」。
今回の主人公は情報システム管理部門勤務の社内SE。長年不評だった勤怠管理システムのリプレイスプロジェクト担当になったところから、物語は始まります。
以前の勤怠管理システムを作ったのが大手SIerだったため、今回のシステムは中小SIerを選定するという方針を採りました。他よりずいぶん安い見積もりを出してくるベンダに発注を決めたのですが……。
本連載は、毎週月曜日に更新しています。まとめて読みたい人は全記事一覧をどうぞ。
1月は、1人のコラムニストがデビューしました。
名前 | コラムタイトル | コラム内容 |
---|---|---|
Mr.F | 暇な時に読むといいかもしれないお話 | 暇なときに読んでもらいたい、主に新人向けの馬鹿ばかしい文章。肩ひじ張らずにお気軽に。 |
都内在住のエンジニアMr.F氏による新コラムがスタートしました。エンジニアの仕事にまつわるさまざまなテーマを「肩ひじの張らない文章」で軽やかに描いています。
例えば「神様の作り方」について。といっても、創世神話のようなものではありません。本当のテーマは「自分のタスクを書き出し、きちんと終わらせて定時に帰る」やり方について。Mr.F氏の語り口は独特ですが、とても分かりやすいです。
「新人の教え方」や「上司への報告のやり方」などを、ビジネス書とは一味違う形で描く、注目の連載です。
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