本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開しています。
さて、2011年12月の新着コラム「月間アクセスランキング」を紹介します。
12月に強烈なデビューを果たしたコラム「SEは眠らない ―Fatal / stay night―)」の「Fatal/ZERO 第四次コーディング戦争」が1位を飾りました。
コーディング戦争とは、持ち主のあらゆる願いを叶える聖杯をめぐる戦いです。「エスイー」は「プログラマ」を使役してコーディング。「プログラマ」は7つのクラスがあり、各言語にまつわる「英霊」が割り当てられます。
そして、最後に勝ち残った「エスイー」の願い(定時で帰りたいなど)がかなえられるのです。願いがあまりにも切実ですね。
2位には現場にたまにいるちょっと困ったヒーローについて語ったコラム、「ステルス性ヒーロー症候群にご用心」がランクイン。
ステルス性ヒーロー症候群とは、「自分は周りに嫌われながらも頑張っている」という自己陶酔にひたる状態を指します。
例えば、「悪者と思われても、嫌われてもいい。それが皆のためになるならば……!」という発想で、黙々と仕事をしている人。この症候群にかかっている人は、理解されないことを栄養源にしているため、とにかく仕事を抱え込みたがる、とonoT氏は指摘します。
周囲にそういう人がいないでしょうか、あるいは自分自身がうっかり仕事を抱え込んでいませんか?
12月は、4人のコラムニストがデビューしました。
名前 | コラムタイトル | コラム内容 |
---|---|---|
麻乃あきら | 日々追われるトラブルとその対応方法を考える | 誰でも合うトラブル。その一端を紹介し、皆さんは経験しないように……。 |
じぇね | エンジニア++ | 技術者として成長し続けるには? という命題に対する試行錯誤 |
terukizm | SEは眠らない ―Fatal / stay night― | 新米武装派フリーランスプログラマ男子(0x13歳) |
村上勇治 | 机上で右往左往しながら業務を学ぶITエンジニアのコラム | ユースエンジニアリングで日々システム開発に奮闘しています。 |
ユースエンジニアリングに所属する麻乃あきら氏は、システム開発や運用保守におけるトラブル時の対応法について、具体例を用いて解説しています。会話形式を用いた、分かりやすいコラムです。
「プログラミングが好きなのでプログラマになった」というじぇね氏。「成長し続けるエンジニアでありたい」「学びたいことがたくさんある」と思いをつづります。現在、通信制の大学で授業を受けているそうです。「エンジニアとしての成長」をテーマにしたコラムの今後に期待です。
フリーエンジニアのterukizm氏は、デビュー時に「DMR REPORT」シリーズを6本同時公開という前人未到の記録を打ち立て、読者(と編集部)を驚かせました。心情はまさにこんな感じです。
ネタ満載のコラムから、社会人大学院に通うことのメリットやデメリットについてのコラムなど、幅広い内容を扱っているところが見所です。
ユースエンジニアリングの村上勇治氏は、「業務を学ぶ」というテーマでコラムを執筆します。ユーザーが使う業務知識をエンジニアが学び、お互いの価値観を共有しようと、氏は主張します。例えば「棚卸減耗」という単語を知っているか否かで、ユーザーとの会話はまったく違ったものになります。ユーザーと話す機会が多いエンジニアにおすすめのコラムです。
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