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5分ぐらいで分かる、良い報告書の書き方月刊エンジニアライフ(39)

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開しています。

 さて、2011年10月の新着コラム「月間アクセスランキング」を紹介しましょう。

順位 エンジニアライフ 2011年10月 新着コラム
月間アクセスランキング
1 人形つかい(20)深夜プラス1
(リーベルG/Press Enter)
2 人形つかい(22)それでも、生きてゆく
(リーベルG/Press Enter)
3 人形つかい(終)エピローグ
(リーベルG/Press Enter)
4 人形つかい(21)4で割り切れる年
(リーベルG/Press Enter)
5 組織が変化できない本当の理由
(onoT/Crazy for life(セイカツ イチバン、IT ニバン))
6 報告書の書き方
(横山哲也/Go, Go, Go, in Peace)
7 クラウドの先を創造する者
(Anubis/101回死んだエンジニア)
8 『来年こそ手帳を活用するぞ!』と思っているヒトへ
(onoT/Crazy for life(セイカツ イチバン、IT ニバン))
9 そろそろメインのOSを変えてみようか
(Anubis/101回死んだエンジニア)
10 勉強会初心者のための勉強会
(あずK/It’s Party Time!)
11 Ruby 2.0開発がスタート、2012年にPreview版リリースへ
(西村賢/Rails Hub情報局)
12 増 2.デスマ考
(くわぢ/自転車とプログラミングと)
13 機械に弱い女
(ひでみ/プログラマで、生きている)
14 イ・ムジチ合奏団に思う、真の顧客満足とは何かということ
(第3バイオリン/オブリガート 〜感謝されるテストエンジニアになる〜)
15 第12話:“グループ内のトラブルにどう立ち向かう??メンバー間の確執”の巻(上)
((株)エムズ・ネット・スクエア講師4人組/新任リーダー明日香のマネージャへの道)
16 健康について第25回 働けなくなったらジ・エンド
(龍澤英暁/IT業界を生き抜く健康生活)
17 努力を止める/しない本当の原因
(吉政忠志/教育ビジネスを考える。行動する。改善する。)
18 勉強会の難しさ Vol.1
(バジル/4年後、『プレイングマネージャ』の君へ)
19 省き過ぎてなくしてしまう前に
(Anubis/101回死んだエンジニア)
20 再起動
(ケーワイケー/ITエンジニアの憂鬱)

「人形つかい」、完結!

 第1位は、不動の人気を誇るデスマーチ小説「人形つかい」。

 「例外出ました!」――緊張を帯びた一声から、真夜中の緊急対応がスタートします。日付データを文字として扱っていることや“うるう年”問題など、さまざまなトラブルを片付けながら、夜は更けていきます。

 人形つかいは10月24日に、最終回を迎えました。デスマーチ案件は、あるエンジニアの未来を少しだけ変えました。まとめて読みたい方はバックナンバーをどうぞ。

恐怖の種を、自分の心に植え続ける

 第5位には「組織が変化できない本当の理由」がランクイン。onoT氏は、変化できない理由として「恐怖の欠如」を挙げています。

 人は、なるべく「恐怖」を避けようとします。一方で、恐怖は「変化の引き金」にもなり得ると、onoT氏は指摘します。「時代に取り残されたこんな職場で、このまま一生、働いていていいのか?」――こうした危機感が、さまざまなアクションを生み出すのです。

 だとするなら、「変化できない組織」は、働いている人に恐怖や危機感を与えられていない、ということになります。恐怖という言葉では誤解を招くかもしれないので、「変わろうとする意識」と言い換えてもよいでしょう。

 「変化できる人は、恐怖の種を自分の心に植え続けている」

 自分が所属する組織はどちらでしょうか? 少し考えてみるとよいかもしれません。

報告書を書くための4つのポイント

  たかが報告書? されど報告書。横山哲也氏は、数ある文書の中でも報告書にしぼって、「報告書の書き方」についてポイントをまとめています。

 よく「報告書は具体的に」というアドバイスがありますが、「具体的」とは具体的にどういうことでしょうか。横山氏は「“固有名詞”と“数字”が含まれること」と説明しています。

  • よく理解できました→合格点が60点の確認テストで95点を取りました
  • サーバがトラブルを起こした→ホスト名mail.atmarkit.co.jpを持つサーバのSMTPが停止

 良い報告書を書く場合は、以下の4つのポイントを抑えることが重要です。

  • 結論から書く:重要なことは最初に

  • ストーリーを考える: 「自分は何をしたのか」「何をしてほしいのか」 を順序だてて書く

  • 根拠を書く:感情や感想を書く場合は、その根拠を説明する(なぜ? と思うような文章をなくす)

  • 事実を書く: 事実を通して表現するのが鉄則

 非常にためになるコラムなので、文書の書き方に悩むエンジニアは是非チェックしてみてください。


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