●新着・更新・追加記事(2014/05/07更新)
古いWindows XPマシンに格納されているユーザーのデータ・ファイルは、新しいWindows 8/8.1マシンでも同じように扱えるようにしたい。それにはWindows XPマシンから必要なデータ・ファイルを抽出し、Windows 8/8.1マシンの適切な格納場所にコピーする必要がある。これは手動でもできるが、移行のためのソフトウェア・ツールが利用できるなら、その方が簡単だ。
Windows XPで利用していたアプリケーションが、Windows 8/8.1では利用できない場合がある。例えばWindows XPの標準メール・クライアントのOutlook ExpressはWindows 8/8.1には搭載されていない。そのため別のメール・クライアントに移行する必要がある。
■メール環境の移行
Windows XPで利用できるInternet Explorer(IE)はIE6〜IE8だが、Windows 8/8.1ではIE10/IE11とバージョンが異なる。IE6〜IE8とIE10/IE11では仕様が大きく異なるため、例えばIE6〜IE8に合わせて設計・制作されたWebページやWebアプリケーションがIE10/IE11では正しい表示・動作が得られないことがままある。こうしたトラブルへの対策機能がIE10/IE11には備わっている。
デスクトップ環境のようにユーザーがカスタマイズした設定も、古いWindows XPマシンから新しいWindows 8/8.1マシンへ移行したい。それにはユーザー・アカウントごとの設定(ユーザー・プロファイル)はもちろん、システム環境についても新旧マシン間でコピーする必要がある。これもデータ移行と同様に移行のためのツールが利用できる。
移行する前に、まずは移行先OSであるWindows 8/8.1の仕様についてよく確認しておきたい。Windows XPと比べると、エディションの種類やUI、インストール手順など異なる部分がたくさんあるため、移行計画を立てるにはこうした違いを把握しておく必要がある。また多数の新機能や強化機能については、どんなものがあるかだけでも事前に確認しておきたい。
■Windows 8/8.1の概要
■Windows 8/8.1のユーザー・インターフェイス(UI)
■インストール/展開
■Windows 8/8.1の新機能や強化された機能
■Windows XPを使い続けるリスク
Windows XPと比べるとWindows 8/8.1ではスタート・ボタンが省かれるなど、そのUIは大幅に変更されている。そのため移行後のWindows 8/8.1を快適に利用できるようにするには、新しいUIに慣れるか、あるいはUIを変更してWindows XPのそれに近づけるといった対処が必要だ。またWindows XPにはないWindows 8/8.1の新機能や強化された機能も、活用して効率よくPCを利用できるようにしたい。
■ユーザー・インターフェイス(UI)の変更・改善
■システムの修復やバックアップ/復元
■最適化
■日常的な作業
■トラブル・シューティング
■セキュリティ
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